2024年10月

241030  タイミング

「よし、捕まえにいくぞ!」

もっくんが、人魚たちの居場所を確かめ、氣合いをいれる。

でも、傍らのたっくんは、新しいキノコをみつけて、しゃがみ込んでいて、
同時に走り出す気配はない・・・。


「も~、行こうよ~。」
「ちょっとまってて・・・オッケー、いいよ。」


人魚のいる船に、期待を膨らませて、ニコニコしながら近づいて、

「ぎゃお~、捕まえてやるぞ~」と脅かしたのに、

「今は、猫なの!」


「じゃあ、今度は、忍者で捕まえにいくぞ!」

氣を取り直して、手を忍者の形にして、体勢を低くして、そろ~り、そろ~り・・・


「バリヤー!
 ここは、バリヤーだから、(忍者の技が)きかないのよ。」

またまた、もっくん&たっくんの想定外の答えが返ってきてしまった・・・。


2人は、人魚を追いかけて走り回る予定だったのに(たぶん)。

2人があきらめて、他の遊びを始めようとしていたら、
「人魚ごっこ、してないの?」と、みっくん。

それぞれのタイミングが微妙にずれる・・・
そんな日もある、まんまるなのでした。

保育者:あじめ

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241029 何個?

丸太の椅子を使ってネイルのお店を作ることになっためっちゃんとみっくん。

 

「三角形のお店にしよう!」というめっちゃんのアイデアで、初めは一緒に丸太の椅子を並べていたけど、

 

め:「ん~、あーして、こうして・・・。やっぱり三角形はちょっと難しいな。」

  「みっくん、三角形はちょっと難しいからやめよ。」

  「どうしよっかな~」

 

み:「みっくん、ぶどうの形がいいな~」

 

め:「えーっと、広いお店の方がいいし、お客さんが間違って入らないようにもしないとだし・・・。」

 

ブツブツとどんなお店にしていくか考えているめっちゃんの耳に、どうやら、ぶどうの形がいいというみっくんの言葉は入っていないようだ。

 

 

めっちゃんは、手を動かしながらいろいろ試行錯誤。

みっくんは、ぶどうの形にしようと椅子を運ぶ。

 

 

そして、とうとう

め:「え、まって、みっくん。それ動かさんといてよ。」

み:「えっ、でも、みっくんはぶどうの形にしたいねんもん。」

め:「え、そうなん?でも、それめっちゃんが使ってるから、他のにしてよ。」

み:「でも、ぶどうの形にするのに椅子が足りないねん。」

め:「めっちゃんも椅子足りなくなるねん。そっちにいっぱいあるやん。」

 

み:「これじゃあ、足りないねん。」

め:「えぇ~。ぶどうの形って、何個いるの?」

み:「ええっと、10個!!」

め:「そっちに10個ありそうやで。」

み:「え、足らんで。1・2・3・4・5・6・・・、16!」

  「ん?ちょっと待ってよ。1・2・3・4・・・、9。

   あれ?1・2・3・・・・、17

   んん~??」

 

め:「ちょっと、一緒に数えてあげて~、だれかー!」

 

思わず叫んだめっちゃんだったけど、他のみんなは椎の実探しの探検にいっているので、ここにいるのは2人だけ。

 

み:「細いやつは使わないから、1・2・3・・・・、10!」

  「あ。10あるわ。」

 

め:「じゃあ、みっくんが使わないやつ、使ってもいい?細いの使うから。」

み:「いいよ。数えてたやつは使わないでね。」

め:「うん、いいよ。ありがとう。」

                                                                                    

それぞれ、個々に作りたい形のお店をつくることに。

 

め:「みっくん!めっちゃん板使うことにしたから、この椅子も使っていいよ!」

み:「ありがとう!ねえねえ、めっちゃん、ぶどうの形ってどうやってつくるん?」

め:「え~、わさわさなんじゃない?」

み:「わさわさか。(置かれている丸太の椅子の状態を見て)もうわさわさやな。」

「わさわさって、何個いるんやろ。」

め:「ん~、めちゃくちゃ多いんかも。めっちゃんは分からへんな。お家で聞いておけばよかったな、ごめん!!」

み:「ん-、じゃあ、やっぱりここはわさわさの迷路ってことにしよっと!」

 

 

ネイルのお店の隣は、迷路屋さんとなりました★

わさわさって、何個?

 

 

今日は、ミャンマーから、まんまるの様子を見学に来て下さった方も!

チーズーバー!!

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いそ

241025 ご機嫌さん

金曜日のまんまるは、いつにも増してゆったりとした空氣が流れている。

 

 

ナタで竹を半分に割り、小さな長方形を作ったはーちゃん。

「キーホルダーを作るんだ♫」と、さらにナイフを使い、一箇所に小さな穴をあけ、絵具で模様をつけていく。

 

 

「昨日の続き!」と、トロトロとヨウシュヤマゴボウの実やドングリで、どんどん新しいケーキを作りだすそっちゃん。

 

 

「お腹がすいたー」と、お弁当を食べる前に、食後のデザートで食べる焼きミカンのために、焚火の準備をするたーくん。

 

 

は:「ふっふっふ~ん ふっふっふ~ん ふっふっふーんふふ~ん」

 

そ:「なーなななーなな~ん ななんなな~ん」

 

た:「みかん みかん やきみか~ん おいしいみか~ん ふっふふ~ん」

 

 

あちこちから聴こえてくる、それぞれの鼻歌。

 

だんだん、はーちゃんの鼻歌とそっちゃんの鼻歌が近づいて、

は&そ:「ん?(目を見合わせて)」

「うふふっ」

 

くっついたら、笑顔になった。

 

 

は&そ:「「ふっふっふ~ん、 ふっふっふ~ん」」

 

はーちゃんとそっちゃんとの鼻歌が、たーくんに近づいていくと、

 

ま:「ふ~ふふ~ん」

 

なんと、保育者まりちゃんの鼻歌も登場した!!

 

 

 

ゆったりとした空氣に乗って、いろんな鼻歌がいろんなご機嫌を届けてくれて、みんなのご機嫌がさらにあったかくなった今日のまんまるでした。

(鼻歌は、「ジングルベル」で、クリスマスの曲だったけどね★)

 

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たき火カフェ


いそ

叶いますように

丸太の上に木の実を入れた小皿を置いて、きーちゃんが手を合わせて真剣に拝んでいる。

「きーちゃん何してるの?」
「ここはお地蔵さんなんだよ!」
「ここお地蔵さんなんや!手合わせて何考えてたの?」
「このおてて(ヨウシュヤマゴボウで真っ赤に染まった手)をどこかにおいといてくださいってお願いしてたの!」
「そっか!」


どーゆーことーーーー?!

よくわからないけど真剣にお願いしてるきーちゃんでした(^^)

こころ

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親子参加 案内
R園児募集3

241023  言葉を超える

船の上に、むぎゅむぎゅ集まって、おうちごっこが盛り上がっていた。

・・・と、思ったら、

そっちゃんネコが「に”ゃあ”~!!」。
大きな口を開けて、目も吊り上がっている。

そんなネコちゃんの様子を見て、
もっくんワンちゃんは、「ワン、ワワン・・」
りっくんピカチュウは、「ピカ~、ピカピカ・・・」
少し弱々しく鳴いたと思ったら、船から降りて駆け出していった。


それを、そっちゃんネコが、また「に”ゃあ”~!!」と、追いかける。

ぐるぐる追いかけっこをしたら、また船に戻ってきた。


そっちゃんネコのトーンは相変わらず、「に”ゃあ”~!!」

そして船の階段に座った2人(2匹?)は、
「ワンワン、ワン」「ピーカ、ピカピカ、ピッカー」


すると、そっちゃんネコの声が少しやさしくなって、「にゃにゃ~にゃ、にゃにゃ~」
2人の頭をくるくるっとなでる。
ついでに、その上の段にいた、いっくんピカチュウ(ピカチュウは2人!)の頭もなでる。


たぶんだけれど、言うことをきかない子たちを怒り、話しを聞き合い、和解したみたい。


誰も日本語を話していないのに、説明もなく同じ物語を共有して、新たな物語を創る。
大人のはいる隙間のない、こんな場面、好きだなぁ、すごいなぁ。


保育者 あじめ

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たき火カフェ









開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
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