もっくんが、人魚たちの居場所を確かめ、氣合いをいれる。
でも、傍らのたっくんは、新しいキノコをみつけて、しゃがみ込んでいて、
同時に走り出す気配はない・・・。
「も~、行こうよ~。」
「ちょっとまってて・・・オッケー、いいよ。」
人魚のいる船に、期待を膨らませて、ニコニコしながら近づいて、
「ぎゃお~、捕まえてやるぞ~」と脅かしたのに、
「今は、猫なの!」
「じゃあ、今度は、忍者で捕まえにいくぞ!」
氣を取り直して、手を忍者の形にして、体勢を低くして、そろ~り、そろ~り・・・
「バリヤー!
ここは、バリヤーだから、(忍者の技が)きかないのよ。」
またまた、もっくん&たっくんの想定外の答えが返ってきてしまった・・・。
2人は、人魚を追いかけて走り回る予定だったのに(たぶん)。
2人があきらめて、他の遊びを始めようとしていたら、
「人魚ごっこ、してないの?」と、みっくん。
それぞれのタイミングが微妙にずれる・・・
そんな日もある、まんまるなのでした。
保育者:あじめ



