2024年06月

240627 トライ&エラー

虫が大好きなりーくん。

今日も朝からフィールドで虫探し。

 

小さいバッタを見つけては捕まえて、

近くにいた仲間に見せては逃がしてを繰り返している。

 

「りーくんな、ホンマはカマキリが好きやねん。」と教えてくれたけど、

今日はバッタしか見つからない。

 

一緒にいたるーくん。

「るーくんもバッタ捕まえたいな~、でもできないんだよな~。」と言いながら、

りーくんに手伝ってもらったり、何度もチャレンジしてみたりを繰り返しているうちに、

るーくんの手の中にバッタが入った!

 

「できた!!見てみて!!」と満面の笑みで、

みんなに見せようと手をひらく。

 

ぴょーん!完全に開いた手から、バッタはジャンプして草むらの中へ。

「あーーー逃げちゃった…。」

 

次は逃げないようにしようと考えたるーくん。

おままごと道具の中からお椀を持って来て、

りーくんが捕まえたバッタを入れる。

 

「みてみて~これで逃げれないよ~」と嬉しそうなるーくんをよそに、

ぴょーん!!バッタはいとも簡単にジャンプして草むらの中に。

 

「あーーーまた逃げちゃった。」

 

悲しむかな?次はどうするかな?と様子を伺っていると、

りーくんにバッタを入れてもらったるーくんは、お椀に手を乗せて蓋をした。

 

「みてみて~逃げちゃうから、この小さいとこ(指の間)から見てね~」

 

今度は逃げだされずに、じっくりとバッタを見ることができた。

 

この小さなトライ&エラーが、

るーくんの考える力、工夫する力、実行する力、に繋がっているんだね☆

 

るーくんの満足そうな顔にかおりんも嬉しくなりました。

最後まで付き合ってくれたりーくんも、

捕まってくれた(?!)バッタさんも、ありがとう♡

 

保育者:かおりん


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たき火カフェ 7月



R園児募集

まんまるたき火カフェ 7月は毎週水曜日開催!

~フィールド探検&たき火でおしゃべりランチ~
【まんまる たき火カフェ 7月開催のお知らせ】

フィールドの樹々がエネルギーを増し、
いのちがにぎやかに輝く夏がやってきました!
自然からのやさしい刺激を、五感で受け取りながら、大人も子どももゆるりと森で過ごしませんか?

まんまる代表 あじめと一緒に、まんまる活動フィールドを、ぐるりと探検します。
探検の後は、在園まんまるっ子たちが作ってくれる特製みそ汁を召し上がれ。
たき火(巨大蚊取り線香の役目をします★)を囲んでのおしゃべりタイムには、手作り野草茶もふるまいます。

0歳から、抱っこやおんぶでの参加もOK。
まんまるに興味がある!あじめと話をしてみたい!という大人だけの参加も歓迎します。

6月の開催の様子は、こちら



たき火カフェ 7月



【まんまる たき火カフェ】

●日時 7月3日、10日、17日、24日、31日 毎週水曜日
     10時30分~12時30分

●参加対象
 ・0歳からの幼児とその保護者
 ・まんまるに興味のある大人
   (中学生以上から1人参加OK)

●参加費
 1500円/大人1人

●持ち物
 ・おにぎりやお弁当(お味噌汁をふるまいます)
 ・水筒
 ・お味噌汁用お椀
 ・レジャーシートかアウトドアチェア
 その他、必要と思われるもの(子どもの着替えなど)

●服装
  長袖、長ズボン、帽子、歩きなれた運動靴
   ※ケガ、虫刺され防止のため、大人も子どももご協力ください

●ご予約、お問い合わせ

awaji.manmaru@gmail.com
まんまるインスタ DM
まんまるfacebook DM

上記のどれかに、以下を送信してください。
事務局からの返信をもって、ご予約確定とさせていただきます

①参加希望日 ②代表者氏名
③参加するお子様の年齢 
④市町村までの住所
⑤当日つながる携帯電話番号
⑥あじめに聞いてみたいこと、知っておいてほしいこと(アレルギーなど)

きっと、その時に必要な人数がお集まりいただけると信じていますので、おひとりから催行します★
フィールドは私有地ですので、ご予約いただいた方に、詳細な場所をお伝えします。

240626  30センチ四方の豊かさ

「私が見つけた、いい土の場所、教えてあげる!」

スプーン片手に、めっちゃんがしゃがみこんだ、フィールドのはじっこ。

「私のケーキの材料も、いい感じでしょ。」

先に隣で土を取っていた、さ~ちゃんが見せてくれたボールの中身は、肌色に近い黄土色。


そこから30センチくらい離れたところの、私たちが掘る土は、
黒っぽいのと茶色っぽいのが出てくる。


「この材料(土)の(色の)違いが始まるのはどこだろう。」

「この辺だな。」

自信たっぷりに、線を引いて、指し示す、みっくん。

なるほど、線のこっちと向こうで、
色が違うし、黒っぽい方には細い根も多く混じる。


「こっち(黄土色)をこっち(こげ茶色)に多めに混ぜてみよう!」
「水も、もうちょっと入れようかな。」

「ちょっとだけ水を入れて振ると、
(固まった土にサラサラの土がついて)ポップコーンになるんだよ。」
「もっと混ぜて、塊をなくすのがいいな。」


同じような場所で土を掘り、水を加えたりしているのに、
材料の違い、分量の違いで、それぞれの持っている容器の中は、
様々な色と質感。


そこから、ケーキになったり、クリームになったり、ポップコーンになったり。
はたまた手全部がどろんこになって、手袋になったり・・・。


均質な砂場では、起こりえない展開。
豊かな森の土壌が、遊びの世界を広げてくれる。

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240625 大切にしたい氣持ち

さ~;「あのな、さっちゃんがお姫さまで、さ~ちゃんはプリンセスやねん。」

 

お城ごっこをしていたさ~ちゃんとさっちゃんが、木に登りながら教えてくれる。

 

さ:「あのな、“お姫さま”は“かわいい”ってことで、“プリンセス”は“プリンセスやねんで。」

 

“お姫さま”と“プリンセス”にも違いがあるようだ。

 

 

木に登ったまま、お城ごっこの話をしていると、

さ~:「さっちゃん、あのな。本当はさ~ちゃん、お城ごっこもっと後にしたかってん。」

さ:「えっ!でも、さ~ちゃんにお城ごっこしよって言ったとき、いいよって言ってたやん。」

 

さ~:「本当はしたくなかったの。」

さ:「えー・・・。その時に言ってくれないと、さっちゃんは分からへんやん。」

 

さ~:「でもさ、その時はまだ他にやりたい遊びが別になかったから、言わなくていいかと思ったんやもん。」

 

さ:「今、嫌やって言われても、さっちゃんだって困るよ。」

さ~:「でもさ、本当はブランコとか木登りとかをしたかってん。お城ごっこはもっと後でゆっくりしたかったの。」

 

さ:「そんなん今言われても・・・。さっちゃんはどうしたらいいんよ。」

さ~:「え~・・・。別に何もしなくていいで。」

 

さ:「えぇ~・・・」

さ~:「あの時は言わなくてもいいかって思って、言うのも忘れてたけど、今思い出したから言っただけ。」

さ:「さっちゃんが、困る~。」

 

い:「あの時本当はまだお城ごっこしたくなくて、ゆっくりしたかったって言うのを、今、やっぱり伝えたくなって、さっちゃんに知ってほしかったってことかな?」

 

さ~:「うん、そう!」

 

さ:「じゃあ、もう、いいんか。今はお城ごっこする?」

さ~:「うん!」

 

 

 

 

今更言われても~っと困っていたさっちゃんの氣持ちも分かる。

今更なことになっても、やっぱり自分の氣持ちを伝えたいと、自分の氣持ちを流さずに伝えたさ~ちゃん。

 

いろんなことに心が動いている中で、どれだけ氣持ちを大切にしていっているのかな。


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いそ

 

240620 森の恵み

春のサクランボから始まり、野イチゴ、ヤマモモと

今年度も季節の移ろいと共に変化する自然の実りを

日々堪能しているまんまるっ子たち。

 

四季折々の自然の恵みを味わえるこのフィールドは

とても豊かだなぁと感じている。

 

そんな中、通称『竹水』を得るため、

昨日、折った竹にビニール袋をセットし、今日の保育日を迎えた。

 

昨日からワクワクしていたもっくん。

「今日は、竹水を飲む!」と朝の会で発表してくれた。

 

いざ、竹水を採りに竹林の斜面を颯爽と降りる。

次々と仲間たちも到着し、セットしたビニールを見ると、

たくさんの水が溜まっている。

 

「わ~♪すごいたくさん!!」

「早く飲みたいな~♡」

「私が(採取した竹水を)ペットボトルにいれたーい!!」

「僕が上まで持っていく!!」

みんなのワクワクの期待値もどんどんあがってくる。

 

お昼ご飯が終わり、一息ついたところで、

「竹水飲もー!」の掛け声と共に、みんなが集まってきた。

 

コップに入れて、いよいよ口にする瞬間がやってきた★

「う~ん、おいしい♡」

「……もういらん。」

「おかわりある?」

「……味わからん。」

優しい味の竹水だったので、反応も様々でした。

 

お店やインターネットで、ほとんどの物がいつでも手に入るこの時代に、

季節ならではものを見つけて、自分で採取する経験ができること、

 

化学調味料や添加物の味に溢れるこの時代に、

自然本来の味を口にする(食べる)経験ができること、

 

とても貴重で、これこそ生きる力を育んでいるんだな~と感じる今日この頃です。

 

そんな森の恵みを「お父ちゃんとお母ちゃんにもあげるんだ~」と

ヤマモモをたくさん拾って入れた袋を大事そうにもっているきーちゃんの氣持ちも

豊かだなぁ~優しいなぁ~と、心がほっこりします。

 

森の恵みに感謝をして、次の季節の恵みを楽しみに過ごそうね。

 

今日も楽しい一日をありがとう♡

 

保育者:かおりん


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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
ギャラリー
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