フィールドの窪地に大きなプールができるくらい、あちこちでも雨で水が溢れていた今日のまんまる。
ミミズをたくさん捕まえていたもっくんとたっくんも、溝に溜まっている水をすくってタライに入れ、「そうだ!ここはミミズの洗い屋さんだ!」と、ミミズを洗うお店をオープン。
泥の中でミミズと一緒に遊んでは、「洗い屋さんに行こう!」とドロドロになったミミズを洗い屋さんできれいに。
た:「ミミズをきれいにしますよー!!とってもきれいになりますよ、いかがですか?」
も:「ミミズの洗い屋さんでーす!」
としっかり宣伝も。
しかし、ミミズを手にしていたのはもっくんとたっくんだけということもあり、なかなかお客さんが来ない。
しばらくすると、今度は、
も:「ここは、靴洗い屋さんでーす!!ドロドロの靴がピカピカになりますよ。」
と、靴洗い屋さんに変更。
そして、自分の長靴をきれいにするという実演販売ならぬ誘い込みでお客さんの心を掴んでいく。
心を掴まれたたっくんが、「きれいにしてください!!」とやってくると、慣れた手つきであっという間にピカピカに。
洗い屋さん自身の服がびっしょり濡れたので着替えていると、
も:「あ~、ドロドロや。きれいにして~。」
い:「あ、あそこに、ピカピカにしてくれる洗い屋さんがあったよ!」
も:「え、あれは泥の水だから、きれいにならへんよ!」
あらら、店主さん(もっくん)が自分できれいにならないって言っちゃったと思っていると、
も;「あ、違う違う!ツルツルのやつ(素材)はきれいになるねんけどさ!」
と慌てて店主さんにもどるもっくん。
相手の反応もあるのかもしれないけど、子どもたちの、遊びの中に入っている時と現実の中にいる時の境目って、タイミングってどこにあって、何なんだろう。
いそ