ま:「もう、やめてよ。入って来ないでよ。」
午前中に、ま~くんといっちゃん、はーちゃんの3人で作ったお家。
午後からは留守にしていることが多く、こっそりと家に入ろうとするやっくんとけーくん。
そして、見張りをしているおーくん。
どうやら3人は、盗人になっているらしい。
け:「これな、ま~くんの携帯やねん。」
逃げながらも、なぜか盗んだことをアピールするけーくん。
自分の携帯(積み木)をとられたと分かると、盗人たちを追いかけるま~くん。
ま:「こら、待ちなさい!まったくもう。ふん!!」
なんとか携帯を取り返したと思いきや、その隙にやっくんが再び家の中に侵入しているのを見つける。
ま:「あー!こら~。」
「ここは、ま~くんがいっちゃんとはーちゃんと作った家だよ!」
少しま~くんの苛立ちが積もり始めた時、
や:「ワタシハ ジゾウデス。」
「ココヲ マモッテイマス。」
さっきまでは盗人だったのに、あくまでも地蔵になりきって話し出すやっくん。
ま:「え!?地蔵がいる。」
「ここを守ってくれているの??」
や:「ソウデス。ジゾウデスカラ。」
2人のやりとりをみて、すっと地蔵になるけーくん。
お:「よしっ!じゃあ、みんなでこの家を守るんだ!!」
や:「あっ、あっちに。シンニュウシャ、ハッケン!」
け;「キミハ シンニュウシャデスカ?シンニュウシャデスネ。」
あっという間に一致団結して、新たな侵入者を防ぐお地蔵さまたち。
だれかのひと言で、ころっと展開していく遊び。変わる関係性に、その場の雰囲氣。
不思議だけど、おもしろく、軽くもなるし重くもなる、ひと言。
ひと言の力って、すごいんだな。
みんなの手の平からの想い(!)もたくさん味噌玉に込めて。