昨日は土がついた積み木に、葉っぱや砂を擦り付けてツルツルにする遊びに熱中していた。
擦り付けてきれいにするということにハマっているようだ。
けーくん、あーくん、よーくんも真似をする。
「黒い石けんやな!こんなにきれいになった!」
黒ければ黒いほどきれいということらしい。
「手を水で濡らしたらもっと黒くなるかな?」
手の甲も真っ黒にして、黒い手袋をつけてるみたい。
その黒い手に白い土をかけると、手袋をしてない素手みたいな肌色に!
その手をこすると、今度はまた黒い手に!
「この山に水かけてみる?」
「実験だ!水持ってこい!」
彼らはいつも木や石などの新しい素材を見つけると、「実験だ!」と言って、すごい勢いで切ったり割ったり熱したり水をかけたりしている。
ダッシュでやかんに水を入れてきて、炭の山に一気に流し込む。
たくさん水をかけたのに、すぐに水は消えていく。丸めても固まらず団子にならない。いつものトロトロ(泥)とは全然違う感触。
「なんかシャリシャリやな」
「楽しいな。この実験、毎日したいな!」
炭の除湿効果なのか、水を入れても思った以上にサラッとしていて私も驚いた。
手を洗った時の水が驚くほど真っ黒で、墨汁は炭の粉でできていることもよくわかった。
見た目は黒っぽい土のように見える炭だけど、土とは全く違う。
子どもと一緒に触って遊んでみることで、感覚的に発見することがたくさんあった。
保育者:まり