2024年01月

240131 黒い手袋

竹を野焼きした場所の炭を、手に擦り付けて黒くして「きれいになったー!」と嬉しそうにしているやっくん。


昨日は土がついた積み木に、葉っぱや砂を擦り付けてツルツルにする遊びに熱中していた。
擦り付けてきれいにするということにハマっているようだ。


けーくん、あーくん、よーくんも真似をする。
「黒い石けんやな!こんなにきれいになった!」
黒ければ黒いほどきれいということらしい。


「手を水で濡らしたらもっと黒くなるかな?」

手の甲も真っ黒にして、黒い手袋をつけてるみたい。
その黒い手に白い土をかけると、手袋をしてない素手みたいな肌色に!

その手をこすると、今度はまた黒い手に!



「この山に水かけてみる?」

「実験だ!水持ってこい!」

彼らはいつも木や石などの新しい素材を見つけると、「実験だ!」と言って、すごい勢いで切ったり割ったり熱したり水をかけたりしている。


ダッシュでやかんに水を入れてきて、炭の山に一気に流し込む。

たくさん水をかけたのに、すぐに水は消えていく。丸めても固まらず団子にならない。いつものトロトロ(泥)とは全然違う感触。

「なんかシャリシャリやな」

「楽しいな。この実験、毎日したいな!」


炭の除湿効果なのか、水を入れても思った以上にサラッとしていて私も驚いた。

手を洗った時の水が驚くほど真っ黒で、墨汁は炭の粉でできていることもよくわかった。


見た目は黒っぽい土のように見える炭だけど、土とは全く違う。
子どもと一緒に触って遊んでみることで、感覚的に発見することがたくさんあった。



保育者:まり
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240130 砂の声

ケーキ作りのために、フィールドの一段下に行くまでの斜面で、金の粉()をせっせと集めていたさっちゃん、めっちゃん、いっちゃん。

 

ボウルいっぱいまで集め、まだまだ集めるぞーっと氣合を入れていた時、

 

い:「ちょっと待って!声が変わったよ!」

さ&め:「えっ?」

 

い:「しーーーっ、静かに。きいててね。」

 

“ザッザッザッ”(スプーンで土の表面を削る音)

 

さ&め:「えー!!ほんとや~!!」

さ:「こっちはね、(スプーンで削ってみるも)音がしないで!スプーンが動いているだけやで。」

め:「ここは・・・、“ガッガッガッ”。ははっ!やっぱり違うね~」

 

さ:「色も違うで~。さっちゃんの所のは、色が薄いねん。だから声も静かなんかな~」

い:「こっちは、ちょっと濃いよね。」

め:「うんうん!」

 

3人で顔を見合わせ、

「「「えー!金の粉って、いろんな種類があったんや!!!」」」

 

い:「だって、声が違うもんね!」

さ:「うん、だから色も違うやで!」

め:「みーんな、違うねんな!」

 

「「「うふふふふっ!」」」

 

 

これまでも金の粉の出番はたくさんあって、土の色や質の違いの発見はあったけど、スプーンで土を削る時に出る声(音)の違いにまで氣がつくとは!

いっぱいまんまるの土に触れてきて、じっくりと遊び込んできた時間があったからこその発見だったな~。

砂に触れる楽しさも、また増えたね。

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今年初めての“おみそ汁の日”。

「みんなで食べるの、おいしいね~」と言葉にしていたき~ちゃん。

本当に、おいしいね~。ごちそうさまでした!

 

保育者:いそちゃん

240125 ネコたちの遠足

ひーちゃん、まーくん、めっちゃんの3人でお家ごっこをしていると

そこにちょっかいを出してくる年長児のあーくん。
いつも一緒に遊んでる年長の男の子達が今日は休みだった。

せっかくお家ごっこをしてたのに、まーくんとの戦いごっこが始まってしまい、ひっちゃん、めっちゃんは困り顔。

あーくんはずっとついてきて、どうやらお家ごっこに入りたいのかな?


ライオンみたいに家に向かってガーと吠えていたあーくんが、急にネコみたいにニャーニャーこっちに向かって鳴き始めた。

「あの子、ネコになったみたいだからうちで飼わない?」「そうだね!」


家に迎えられたあーくんネコ。
そこへ、よっくんが
「俺もネコになるー!」とはいってきて

そっちゃん、さっちゃん、もっくんもネコになってお家に入ってきた。


ネコたちのご飯作りに急に忙しくなった家族。

お兄ちゃん役のまーくんが水族館の話を始めたので、「そうだ!明日、ネコたちも連れてみんなで水族館に遠足に行かない?」と提案してみた。
「いいね〜行こう!」

家族は明日のネコたちのお弁当作りで寝る間もない。
おにぎり作って、飲み物も、チーズケーキも!

なかなか寝ないネコ達に、「早く寝なさい!」と叱りながら徹夜のお弁当作り。
目の下にクマ予防のシートもめっちゃんが貼ってくれた。

こけこっこーとニワトリが鳴いて朝になった。
リードをつけたネコ達をゾロゾロ連れて水族館に到着。
着いたらまずお弁当。めっちゃんが作った大きなチーズケーキは、ネコが食べる部分と人が食べる部分で味を変えているらしい。

この水族館ではイルカショーじゃなくて人魚ショーがあるんだって。
めっちゃん、そっちゃん、さっちゃんの3人の人魚がピョンピョン跳ねて歌ってショーを見せてくれた。

あーくんが「ライオンのショーもあるで!」とブランコに乗る芸を見せてくれて

最後はよーくん、もっくん、あーくんの3匹のネコ達がブランコに乗ってクルクル回転ショー。ショーを見ながら観客達は紙吹雪代わりに落ち葉を降らせる。

急に風が冷たくなってきたと思ったら、雪も降ってきた!

今日もお休みの子が多かったけど、人数が少ない日は普段は一緒に遊ばない子と遊べたり、いつもと違う遊びができたりもする。みんなで遊べて楽しかったね。


保育者:まり

240124 凍ってる!

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今日も朝からとっても寒くて風が強い。

朝一番におままごとをしようとすると
「わー!凍ってるー!!」

みんなが一斉に集まってきた。今年初めて氷が張っているのをみんなで見た。「昨日の夜は雪も降ってたもんね。」

キラキラの厚い氷をはがして眺めたり割ってみたり、鍋に入れて焚き火の火にかけたり、氷入りのとろとろアイスを作ったりして氷を楽しんだ。


寒いから焚き火も早くつけよう。
「火があると本当にあったかいね!」
と、つぶやくまーくん。

いつもは炭を棒でつついてバラバラにして遊ぶもっくん。火が消えちゃうからバラバラにしないでねと言っても「いいんだもーん!」といつもは続けるのだが、今日は火が消えないように優しく炭を扱っていた。

レンガでかまどを作るのに、燃えている炭をたくさん集めるあーくん。冬の始まりの頃はかまどの火がすぐに消えてしまって難しそうに見えたけど、炭を集めて置くと長く燃えることもわかってきたようだ。
火の番をしながら長い枝の先が今日は強い風でゴーゴーよく燃える。「炎の剣だ」と言ってレンガで包丁のように研いでかっこいい形にしていた。 


猫のお墓のとこにある梅が、花を咲かせていた。猫もきっとお花見をしている。
梅干し大好きのもっくんは、実ができたら梅干しを作ることを計画してるらしい。
 

こんな寒い日には、自然の厳しさも有り難さもいつも以上に感じた。
帰りの会でいつもいろんな神様にありがとう!とみんなで言って終わる。
ビュービュー吹く風の神様、美しい氷の神様、焚き火の火の神様、暖かい太陽の神様、薪になってくれる木の神様。いろんな神様のおかげなのだとよくわかった一日だった。

(保育者:まり)

240123 発明家

 

風がピュルルーンと吹く中で、怖い話をしてますます体が冷えたほっちゃん。

 

まだまだたくさん話したいけど、一旦焚火の前で温まることに。

 

温まっている時に、じっと焚火を見て

「あっ!いいこと思いついちゃった!!」

「“だんぼう”、発明しちゃうわ!」

 

怖い話をきいた後に、靴の中にカイロを入れて体を温めていためっちゃんも、思わず目を輝かせて「“だんぼう”?」とそわそわ。

 

「うん、ちょっと待ってて!」と言うなり、少し火が小さくなった頃合いを見てカットされた竹筒を焚火の中にそっと置き、少し竹筒に艶が出てきたという所で取り出し、自分の手の平で温かさを確認するほっちゃん。

 

「よし、できた~」

「触ってみて!」

 

あててみると、じわ~と広がる温もり。

 

め:「うわ~、あったかいね!」「顔にもあててみよう!」

ほ:「あ、まーくんもいる?あったかいよ!」

ま:「うん!ほしい!!」

ほ:「これさ、温かさも調整できるからさ、焼き加減で!」

  「商品の名前は・・・、う~んと、“やきだけ”にしようかな。」

 

焚火から離れた所で遊びたいけど、寒さを感じる瞬間。すこし暖をとりたいとき。

走ったり、太陽に「あっためて!」とお願いする以外に、おすすめのものができました★


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今日は6人(大人を合わすと8人)だったまんまる。
いつもはお弁当を食べる時、6人(大人を合わすと7人)集まったら食べようだけど、今日はどうする?と相談してみると、「みんなで食べたいから、いつも通り6人で!!」と満場一致。

終わりの会で全員でおくった元氣玉が、みんなに届いていますように!!


保育者:いそちゃん

開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
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