2023年09月

230927  第三の道

「おぉ~、ここに出たのか。」

てけてけ(という妖怪がいると、まんまるっ子の中で噂)の池を経由して、
蔓のブランコやムベ(まだ見つからなかったけど・・・)のところで遊び、
竹千本(細い竹がたくさん生えているところ)を通って、
森の神様(と、まんまるっ子が呼んでいる大きな木)のところに出た。

「カナヘビがいそうだから、こっちから行きたいな。」

と、カナヘビ取りが大好きなやっくん。

「え~、僕はこっちがいい。
 そっち、もしゃもしゃだから。」

カナヘビが隠れられそうな草むらがあることが、
逆に歩きにくそうだと思ったま~くんは、別の道を提案する。


「僕もこっち~。」
「僕も、こっちから行く!」

ま~くんと同じ道を歩き出す、たっくんともっくん。


「ちょっとまって。やっくんは、こっちがいいって言ってるよ。
 どうする~?」
と、投げかけてみる。


「やだ!こっち!」
「絶対、こっちから行く!」
「そっちは、いやだ!」

自分の氣持ちを大きな声で伝える3人。

「でも、こっちなら、カナヘビがいるかもしれないんだよ?」
やっくんが、自分の行きたい道の魅力を伝えても、聞く耳を持たず、先に進もうとする。


「じゃあさ、あじめとやっくんが、そっちに行って、
 僕たちは、こっちっていうことは?」

別々の道を行く案が出る。

「それじゃ、ま~くんたちが見えなくなっちゃうから、やだな。」

と伝えると、また自分たちの行きたい方の道を主張し合う。


「じゃあ、最初にこっちからみんなで行って、またここに戻ってきて、
 やっくんの行きたい方の道でカナヘビ探したらどう?」

よっくんが、両方の願いが叶う、第三の案を提案する。

「ぐるって回って、また戻ってくるってこと?」
「そうだよ、そしたら、両方の道が行けるじゃん。」


他の子たちが遊んでいるフィールドに戻るものと思っていたので、
また戻ってきて、もう一度別の道から行くという案は、新鮮。

やっくんも、それならいいよと先に他の4人が行きたいという道に進むことを承諾した。


結局、斜面登りが楽しくなって、カナヘビ探しには戻らなかったけれど、
みんなが楽しくなる第三の案が出たことが、うれしかったな。

DSCN4122

DSCN4126

DSCN4131

DSCN4134




230926  「ごめん」「いやだ」

同じ木に登ろうとしていた、もっくんと、ま~くん。

も:「痛い!」

ま~くんの手が、もっくんの顔の横にあたった。

ま:「わ、ごめん!」


とっさに謝る、ま~くん。

でも、もっくんは、
も:「いやだ!」

と、目に涙を貯めながら、返事をする。


ま:「どうして?
   だから、ごめんって。」

も:「いやだ!!」

ま:「もう!どうして、ごめんって言ってるのに!」

2人は無言で、にらみ合いのかっこうになる・・・。


ま:「もう!一緒に遊ばない!!」


ぷいっと別の場所へ駆けて行く、ま~くん。


残された、ぶつかった場所に手を当てながら、たたずむもっくん。

「ま~くんは、ごめんねって思っていたけれど、
 それでは治らないくらい、もっくんは、痛かったんだね?」

と聞くと、ゆっくり頷いた。

心からの「ごめん」でも、痛いものは痛いのだ。
そんなすぐに痛いのはなくならないし、怒る氣持ちだってなくならない。


お互いが正直に自分の氣持ちをぶつけあったら、
しばらくしたら、また一緒に遊んでいた。


DSCN4093

DSCN4100

DSCN4103

DSCN4104





★生穂base★ 2023.9.21(木) 言葉に宿る景色

 

フィールドに新しく仲間入りした素敵な丸テーブル。

は:「え、新しい机!うわぁ、ここでお弁当たべようかな~」

 

一番のりだったはっくん。みんながやってくる前からソワソワ、どう使うかワクワク。

 

フィールドをブラブラ歩き、

は:「(落ちている)葉っぱって、1000枚あるんかな。」

 

落ち葉を拾い、葉っぱを数えてみることに。

 

 

る:「あ、赤い葉っぱがあったよ。茶色だね、でも少し赤くなってる!」

きー:「きいろい葉っぱ、いっぱいあるで。1000枚って・・・」

き~:「緑のもあるで。」とぼそり。

 

みんなでいろんな色の葉っぱがあることを話していると、

 

は:「あ!“秋の葉っぱ”や!!」

 

え、秋のはっぱ・・・!?

不思議に思ったみんなが駆け寄ってみると、そこにはきれいな紅い色のはっぱ。

 

は:「ほら、秋になったから、この紅い葉っぱやで。だから、“秋の葉っぱ”!」

 

 

“秋の葉っぱ”、いい響き。

 

頭の中で、辺り一面を包む黄色や紅いろの景色、紅葉や金木犀の香り、太陽の明かり、夜空、おいしいご飯や果物までぶわ~って広がったよ。

 

秋を味わいつつ、まだまだ頑張る夏野菜と一緒に過ごしているのも、おもしろい。

P1070137 b


P1070135 b

P1070152 b

P1070154 b

P1070133 b

P1070134 b

P1070149 b

P1070158 b

P1070157 b









230921  空想動物園

も:「じゃあ、ここが、ゾウのお家ってことな。」

ま:「じゃあ、僕は、ゾウってことな。
   ゾウは、木に登らないよね。」

も:「じゃあ、じゃあ、僕もゾウってことな。」

ナツミカンの木に住み着くことに決めたもっくんとま~くんは、
2人でゾウになったので、地面に降りて、お散歩をはじめる。

ま&も:「ぞ~う、ぞ~う」

なんとも奇妙な泣き声だけど、打ち合わせなく揃っている・・・。


でも、少し散歩したら、やっぱり木に登りたくなったらしい。

も:「やっぱり、コアラにする!」

ま:「じゃ、僕も、コアラね。」

と、2人で今度はビワの木に登り・・・


ま&も:「コラ、コラ、コラ」

またもや、示し合わせたように、同じ鳴き声!

コアラって、どんな風に鳴くのだろう。


ま:「やっぱり、僕、オオカミの赤ちゃんってことにする。
   やさしいオオカミね、ガオー!」

も:「じゃ、僕は、ライオンにするわ、ガオー!」

初めて別の動物になったけれど、やっぱり鳴き声は同じ。


そして、もっくんが歌い出した歌は、”ぞうさん”の音程で・・・

♪ トーラさん トーラさん 
 お~くちが、ベロなのよ~♪


大真面目に、ライオンが歌う、トラの奇妙な歌★


なりたい物にはなんでもなれる、空想動物園。

どんどん設定は変わるのに、2人がちゃんと同じ世界を共有している。

さっきまで、何度もケンカしていたけど、
それが逆に2人の距離をぎゅっと縮めたんだなぁ。

DSCN4087

DSCN4091

DSCN4072

DSCN4080




230920  カナヘビ迷路

「アッツ、これは、冷やさないとかわいそうだよ。」

捕まえたカナヘビを入れていた金たらい。
日陰に置いておいたけれど、触ってみたら、熱くなっている。


「木もいれてあげよう。」

水で底を冷やした後に、朽ち木の塊を入れることにした。


「ほら、喜んで、下を通っているよ。」

「お~、ここにも穴があるんや!」



山のような感じで、たらいに入れてあげようと思ったけれど、
よく見たら、たくさんの穴が開いていて、カナヘビが入り込む。


「おぉ、ここには、入ったけど、すぐ出て来てくれたぞ。」

「ここも通れるんやな。」

「ここは狭すぎて、この赤ちゃんカナヘビしか通れん感じやな。」


貫通している穴、行き止まりの穴・・・
小さなカナヘビが、見えない世界を教えてくれる。


1日の終わりのピカピカタイム(片付けの時間)には、カナヘビを森に逃がした後、
朽ち木の塊を地面にたたきつけて割り、断面を確認していた。

まんまるっ子の興味をサポートしてくれる、たくさんの命に感謝。

DSCN4054

DSCN4058

DSCN4059

DSCN4068





開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
ギャラリー
  • 240619  一本のロープ
  • 240619  一本のロープ
  • 240619  一本のロープ
  • 240619  一本のロープ
  • 240618  かえる
  • 240618  かえる
  • 240618  かえる
  • 240618  かえる
  • 240618  かえる
  • ライブドアブログ