2023年01月

230131  恐竜と共に

「あっち、行ってみよう。」

乗り物の運転席を作ろうと、斜めになっていた竹をどかしたら、
その先に、わくわくする眺めを見つけてしまった。

それならば、「冒険に行くぞ!」と、なるのは当然!


「わー!!!恐竜の足跡があったぞ!!!」
「で、でかいー。」

よっくんの顔くらいの大きさの、先が3つに分かれている、カクレミノの葉っぱが落ちていた。
確かに、いつも遊んでいる場所では見ない大きさ。


そして、ブーンとも、ブオーとも聞こえる、不思議な音!

「静かに! 恐竜の声かもしれん!」

「いや、これは、火山が噴火した音だ!」

耳をすませると、本当にいろんな音が聞こえてくる。


「あ~、プテラノドンも、飛んでいる!」の声には、天を仰ぐ。

「肉の匂いがしたら、俺たちも食われる!」

「大丈夫だ。まだ人間のままだ!肉にはなっていない!」


上も、下も、近くにも、遠くにもアンテナを張り巡らせて、慎重に進む。


「これをあげる!もっておけ!」

と、お~くんに手渡された葉っぱのついた枝。

「これを持っていれば、恐竜をやっつける時につかえるぞ。」


「こっちは、地図だ。今、ここだから、ここまで行ったらゴールだ。」

よっくんがくれたのは、緑の葉っぱ。
3人で、同じ葉っぱを手に持ち、迷子にならないように現在地を確認する。



斜めになった竹を乗り越え、垂れ下がる蔓をくぐり、斜面では4輪駆動。

真剣な表情で状況を説明し合い、注意を喚起し合い、大発見を分かち合う。

ドキドキが、更なるワクワクを連れてくる。
恐竜も住む、まんまるの森は、本当におもしろい。

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★2月20日15時~25日16時 まんまる活動写真展 (入場無料!)

来たる2月20日の午後3時頃~、志筑のイオン1階のアルクリオ広場(正式名称は怪しいですが・・・)
にて、森のようちえん まんまる 活動写真展を開催します。
お昼過ぎから展示しますので、3時頃には全ての写真をご覧いただけると思います。

なお、25日の展示終了時間を、当初の予定より1時間早めて、16時までに変更しました。
翌日の子育てメッセ準備のためですので、ご了承ください。

もちろん、傍らにいて、ハッとする一瞬の出来事、じ~んとする瞬間、
挑戦を見守っている時など、写真に写せない場面もたくさんです。
なので、展示できるのは、まんまるっ子の壮大な遊びの世界、
想像力と創造力が爆発しちゃった世界の、
ほんの、ほんの一部であることをご理解ください。

日々、どんなドラマが、まんまるで繰り広げられているのか、
お買い物ついでに、どうぞのぞきに来てください。

写真展告知2302



また、26日(日)には同会場で、11時~15時 子育て支援メッセ in淡路島が開催されます。
その際にも写真を展示しますが、場所の都合で一部の写真のみの展示になる予定です。


【森のようちえん まんまる 活動写真展】

とき  2023年2月20日(月)15時~25日(土)16時頃
ところ イオン淡路店 アルクリオ広場

予約不要・入場無料!

★生穂base★ 2023.1.26(木) ゆきがある!!


 

「うわぁ~、雪が残ってるね!!」

 

昨日から大人も子どもも楽しみにしていた、今日のまんまる生穂のフィールドの雪。

 

氷が解ける前に、雪が残っている間に早く遊びたくて、うずうず。

 

朝の会で『ゆき ゆき ゆき』の絵本を見て、フィールドの雪を見て、

 

「これ、全部違う形なんかな~」

「集めてみよっか!」

「あつまるかな~」

「あ、うっす~く掬ったらいけるかも!」

 

じっくりと集めた雪の粉を見るも、「う~ん、ちがうんかな~?」

 

 

「あ、こっちに氷あった!」

「きれいな~」

「これ、バケツの形のまま凍ってる!!」

 

「氷の上に、雪の粉をのせて、ケーキみたい!!」

 

「氷、溶かしてみようや!」

「残したい氷はこっちのトレーの上で、溶かすのはここ(お鍋の中)な!」

「どうやって溶かす?」

「割ってみたらいいんちゃう?」「水かける?」

 

 

「これさ、(氷の表面)こっちはザラザラで、裏はツルツルなん、なんでやろ?」

「バケツの上がツルツルで、バケツの下がザラザラなんとちゃう?」

「なんか、ザラザラの方削ったら、大根おろしみたい!!」

 

 

生穂baseでは、雪の積もった日に遊ぶのは初めてのこと。

“なんで?”“どうなるのかな?”と不思議やワクワクが溢れてた。

 

 

太陽の力で終わりの会を迎える時には溶けていた雪や氷。

「今日さ、はっくん休みやん?雪が積もってるの見れなくて残念やな。明日もう1回降ってくれないかな~」と、雪できれいにお化粧されたフィールドとこの楽しさを相方はっくんにも分かち合いたいきーちゃんでした。



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230126  それぞれの10分

「なぁなぁ、逃げている方は、どうやったら勝つん?」

鬼にタッチされたら、その人も鬼になり、どんどん鬼が増えていく、「増え鬼」。
最後の1人がタッチされたら、終わりという遊び。
でもそうなると、いつも鬼が勝った感じになることに、
最後の1人になったけ~くんが、疑問をもった。


「逃げ切ったら勝ちだけど・・・」と、みんなで考え込む。

「でも、タッチされたら終わりなんやろ?」


「そうだなぁ・・・、あ、じゃあ、時間制限ありにしたらどう?」とは~ちゃん。

制限時間を決めて、制限時間内につかまらなかったら、逃げている方の勝ちということになった。


「でも、時間、どうする?」と、は~ちゃんが聞くと、

「5分!」「40分!」「100分!」とイロイロ。


「40分は長すぎるんじゃない?」のあ~くんの声に、
「じゃ、20分は?」

「1分を、20回数えるんやろ、長いやろ~。」
「1分は、60秒だから、えぇっと、えぇっと、何秒だ?」
「20分じゃ、短いんじゃない?」


それぞれに、20分の長さを、自分の知識と経験をふりかえりながら、考える。


話し合いの結果、10分でやってみて、どれくらいが10分なのか確かめてみることになった。


結果は、走りに走って、10分ちょっと前に、全員捕まってしまった。


「じゃ、次は、5分でやろうよ。」
「え~、8分がいいよ~。」

と、またまた話し合いは続く・・・。


集中して遊んでいる時の10分と、遊びが決まらなくてなんだかつまらない10分と、
さみしくてお迎えを待つ10分と、きっと長さは全然違うだろうなぁ。

自分の氣持ち次第で、時間は伸び縮みすることに、
遊びながら、いつか氣がつくかな。

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↑ 今日は、ミカンと手作り芋ケンピの差し入れをいただき、おやつ屋さんは大繁盛!
 ごちそうさまでした、ありがとうございました★

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230125  雪だぁぁ

「絵本の中が雪だったから、雪になるかもね。」と言っていたけど、
昨日は、ちょっぴり舞う程度。

それでもだいぶ盛り上がったけれど、今日は、フィールドに雪が積もっていた!


「ぎょえ~、凍ってる~。」

お椀にたまった水は凍っていて、スプーンを取ろうとしたら、すっぽり氷ごと取れた。


「これ、焼いたらどうなるかな~。」

手に乗るほどの雪だるまは、なんと、焚き火の中へ。

と、思ったら、
「おぉ、ちょっとなら大丈夫じゃんか!」と、すぐ火バサミで救出。

炎には触れず、灰の上に少し乗っただけだったので、ほとんど形も変わらなかった。


「こっちも、焼いてみるわ!」

お次の雪玉は、豪快に焚き火の中へ。

「わー、色が変わってきた!」
「ちっちゃくなってきたー。」

見つめる先で、みるみる小さくなって、水になって、湯氣になって、消えた。


「わ~、下も雪の世界やで!」と、滑り降りた一段下の遊び場の斜面には、
全面ではなく、ところどころ、筋になって雪がついていた。

「なんか、ケーキみたいやな。」

「きれいやな~。」



「わ~、ここも、氷や~。」

手洗い場の下のたらいにたまった水は、葉っぱも一緒に凍っていた。


「ねぇ、これもきれいだよ。キラキラしてる。」

ビワの葉に、葉っぱの形通りに乗っかった雪が、太陽に光っていた。



いつものまんまるが、たった1晩の雪化粧でいつもと全然違って見えた。
そこここで聞こえる歓声に、寒いけど、寒いからこそ、
今日もまんまるを開園してよかった、と思うのでした。

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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
ギャラリー
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