2022年11月

221122  美的センスと遊び心 

「素敵なお家ができたんだよ!見に来て!」

目をキラキラさせて、教えてくれた、いっちゃん。


この時期にはめずらしいテントウムシを見つけたことから始まった、お家づくり。


「ここがね、プールで、すべり台もあるんだよ。」

一緒につくったあ~ちゃんも、自慢げに教えてくれる。


「このドングリは、飾りだよ。」

壁の上には、ドングリや葉っぱがあったり、絵の描いてある板も。


「プールの中にも、遊び用のドングリが入ってるんだよ。」
と、水の中に沈んでいたドングリを取り出して、見せてくれる。


機能性や生活必需品だけじゃなく、美的センスと遊び心も詰まっている家。


サザンカの花びらが一面に落ちているところを見つけたら、2人して歓声をあげた。

「わー、きれい!ハートだし!」
「かわいい!」
「いいこと思いついた!」
「私も!」
「お家に使えるね!!」

しゃがみこんで夢中で花びらを拾い、駆け出していく。


”いいこと”を思いついた瞬間の、
ぱぁっと目が開き、
ぷくっと体が膨らむ感じが、たまらなく好き。

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★生穂base★ 2022.11.18(金) 森のなかま

 

「今日は、焼きアイスつくろう!」

「まずは、人間の分で、森の動物の分もいるから~、いっぱいいるな!」

「森のなかまたちは、朝はお家に帰ってご飯食べたり、寝たりしてるねんで。

ほんで、夜になったら遊びにくるねん!」

 

ほうほう、なるほど。楽しそう!いいね、いいね。

 

 

・・・ん、ちょっと待って。“焼きアイス”とは、なんじゃ?

 

 

え~っと、焼きアイスの作り方は、

 

「あのね、森のなかまたちのみんなは、大きい石とかは食べれないから、入らないように気を付けてね。喉に詰まっちゃって“イタッ”てなるから。」

「小さいのは大丈夫。あ、ちょっと見せて。うん、いい感じ!」

 

 

程よく固めてアイスクリームが出来たら、文字通り、“焼く”。

 

「だって夜に食べる時は、寒くて“冷たーい!!”ってなるかもしれないからな、あったかいアイスの方がいいねん。だから、焼こう!」

 

こうして、“焼きアイス”は出来上がるようだ。

 

 

作っている途中で、

「やっぱりご飯もあったほうがいいな、お汁作ろう!」

「団子汁にしーよぉっと!」

 

「あ、コーラ作って、デザートも!」

パラパラになった杉っ葉を見て「ちりめんじゃ~こぉ~」

「そばもいいよね。“からすのそばやさん”みたいやね!」

 

 

次から次へ変わるメニューに、

「森のなかまたちの分も作るから、材料足りるかな。」との呟きには、

「え、ないよ。今は人間が食べるから。森のなかまたちは、(人間が)帰ってから来るから大丈夫。」

「あ、森のなかまたちへのお礼は、これ(きのこ)にしよう!」

「これも焼いてあったかくしとこっか!」

 

 

ピカピカタイムの時も

「森のなかまたちが食べやすいように・・・」と料理の置き方は食べやすさも考慮。

 

 

昨日たんぼで見つけた鹿のうんち(鹿のうんちを囲ってのおにごっこの鬼決め)、葉っぱの上にいた小さなカメムシ、糸トンボ、蜂、アリ・・・。

 

姿を見ていなくても、色んな所から存在を感じていて、一緒に過ごしているんだな~。

“森のなかま”って、なんだかいいね。

 

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★12月10日(土)峯山耕平さんお話会@島の食卓~淡路島オーガニックマーケット~

毎月第二土曜日に開催されている、島の食卓~淡路島オーガニックマーケット~。
森のようちえん まんまるも、開催当初から、子どもの遊びコーナー担当として、
出店していて、たくさんの方とうれしい出会いがありました。

島の食卓でまんまるの存在を知ってくれて、入園を決めてくれたファミリーや、
まんまる主催イベントに、島外から参加してくださるご家族も。

おいしい野菜に出会えるのはもちろん、淡路島で共に暮らす素敵な仲間たちを、
一度に紹介できる場でもあるのです。

2022年12月10日(土)の島の食卓~淡路島オーガニックマーケット~では、
スペシャル企画を開催します!

峯山さん告知 12月


■ 峯山耕平さん お話会 ■
~プランターから始められる!~
無肥料栽培、はじめの一歩
★12月10日(土) ※12月の島の食卓
  9時45分~11時15分

兵庫県内で、無農薬無肥料栽培の講師として活躍されている、峯山耕平さんを
お招きして、お話会を開催します!

 家庭菜園ですぐに取り入れられる、実践的なお話が盛りだくさん。
種についてのお話も、していただく予定です。
なんと、参加費無料です!
ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください。

 なお、島の食卓~淡路島オーガニックマーケット~は、12時までですので、
お目当ての野菜などは、お話会の前にお買い物をすませておくことをおススメします★

■峯山耕平(みねやま こうへい)さんプロフィール
(くりえいとぐりーん/くりぐり農園/
たねのがっこう神戸三田分校)
★Instagram/ @yagihey_cg  ★Facebook
2017年、野村證券を退職、
「岡本よりたかさん」を農業の師として
丹波篠山市にて無農薬無肥料栽培を
実践。現在は兵庫県三田市にて「たねの
がっこう神戸三田分校」の運営メンバー
として固定種の保存や味噌醤油づくり
などの暮らしを広げている。

https://www.facebook.com/events/812898866483286

★12月2日(金) ~時間が変更になりました~ ジェンベ&アフリカンダンスワークショップ@淡路島

【ワークショップ開催時間が、ダンス14時~、ジェンベ15時45分~に変更になりました】


2022年最後の月の始まりは、西アフリカのリズムで、楽しく、熱く、しなやかに!

あじめの大好きなアフリカンダンスの先生であるクレアと、
初来日のドリッサが、淡路島に来てくれることになりました。
私が、今日も元氣にまんまるっ子たちとケイドロで全力ダッシュできるのは、
確実に、アフリカンダンスのおかげさま。

ドリッサやクレアと同じように体が動かなくったって、
あのエネルギーを体感できるだけで、うれしい。
一緒に、心も体も、開放しちゃいましょう。

初心者、小心者、リズム音痴、大歓迎です。
最近、運動不足だから・・・、忘年会シーズンに向けて、ちょっと動いておきたいetc
不純な(!?)動機でも大丈夫な、丁寧なレッスンが評判です。
お子様連れの参加も、もちろんOKですが、
参加されないお子様を同伴の場合には、他の方がのびのび受講できるよう、
ご配慮をお願いします。
ジェンベレンタルは、数に限りがありますので、お早めにご予約ください。


クレアドリッサ修正

【クレア&ドリッサが来島!!】
ジェンベ&アフリカンダンスワークショップ@淡路島
■とき  2022年12月2日(金)

 ★アフリカンダンス 14時~15時30分
 ★ジェンベ     15時45分~16時45分
   ※ワークショップの開催時間が変更になっていますので、ご確認ください

■場所  県立淡路文化会館 パフォーマンススペース
      ※淡路市多賀600
      ※受付のある建物の、地下
■参加費 ★ジェンベ 2,000円
     ★ジェンベレンタル 500円(要予約:数量限定)
     ★アフリカンダンス 2,500円
■予約・問い合わせ
  ★アワジカン Facebookのメッセージ
   ※Facebookの参加ボタンでは、予約確定になりません
  ★メール:akinchi0531@yahoo.co.jp
■持ち物
  ジェンベ、飲み物、タオル
  着替え(必要な人のみ)
   ※ダンスは裸足で踊ります
■講師プロフィール
★DRISSA DIARRA(ジェンベ講師)
MALI共和国出身
BOBO族のGriot(伝統伝達者)の家系に生まれ、幼少期をCOTEDIVOIRで過ごす。
物心つく頃から儀式、セレモニー、ClubやLive Houseなど様々な音楽シーンを経験。
2003年にMALIに戻り、Segouで活動後
Bamakoに拠点を移し、世界的にも有名なBwazan主要メンバーとして活躍。
その他GUINEAでも私立舞踊団
Merveilles De Guineeや著名アーティストのバンドメンバーとしても活動中。
パーカッションは勿論、バラフォン(アフリカの木琴)やンゴニ(弦楽器)を自在に奏でる。
伝統音楽の探求を続けながらも、
さらに幅広いジャンルの音楽へ挑戦している。
そのまれにみる多彩な才能はもとより、
誠実さとお茶目でチャーミングな人柄は、多くの人を魅了している。
2022年、日本初来日
★CLAIR OKAMOTO (ダンス講師)
幼少時よりドラマーである父親の影響を受け、音楽、踊ることに親しむ。
17歳より世界を旅し、2000年より
西アフリカ・GUINEAと日本に拠点をおき、Conakry の私立舞踊団
Merveilles De Guineeでは、
日本人初のダンサーとして活躍中。
また現地アーティストとの交流も深く、
PVでバックダンサーを務めたりする傍ら
現地の子ども達への音楽育成や、
伝統文化交流のGUINEA Campなども、
オーガナイズしている。
日本では全国各地でダンスの講師や
Live活動、AFRICA雑貨の出展など
活動は幅広い。
しなやかだが力強く、エネルギー溢れる彼女のダンスは多くの人を魅了して止まない。

★生穂base★ 2022.11.17(木) 「どうしたらいいんよ~」


 

「ん?ん・・・?あ~、ないやん。どうしたらいいんよ~」

お弁当を食べようと、鞄の中を見て、がっくり肩を落とすはっくん。

 

 

自分のレジャーシートを敷いてご飯を食べたかったのだ。

 

「まんまるのシートだったらあるけど、どう?」と聞いてみるも、諦めきれず何度も鞄の中を探す。

 

あっちやこっちや探すも、やはりシートは見つからない。

「あー、どうしたらいいんよ~」とさらに肩が落ちる。

 

 

一方、隣では、

「今日はね、おにぎり!あのね、お弁当箱いつもと違うで・・・、お箸がね・・・」

とルンルンでお弁当の準備をしているきーちゃん。

 

隣からのどんよりとした空気に、

「・・・ん?」

「きーちゃんシートあるから、貸してあげるわ!」

「リュックのな、ここにあるねんで。ちょっと待ってな。はい、使っていいよ!」

 

 

きーちゃんのルンルンが、はっくんのどんよりとした空気をパパッと払い、2人声をそろえて「いただきまーす!!」

 

 

と、ところが、またもや、

「ん?ん・・・?あ~、ないやん。どうしたらいいんよ~」

 

今度はどうしたと聞いてみると、なんとお箸がないのだ。

 

「シート貸してあげたから、お箸とスプーンとフォークは貸せないよ。」

「それに、まんまるでお箸使って食べるの初めてやもん。」ときーちゃん。

 

 

「もう、どうしたらいいんよ~。」

「あ、手とか?(お弁当の中身を確認して)ちょっと難しいな。」

「(近くにある竹を見て)作るしかないか~」

 

割れた竹とのこぎりを持ってきて、切り始めるも、

「え、時間かかるやん!遊ぶ時間なくなっちゃうやん。」

「でもみんなもお箸つかってるもんな~」

 

「そうやで、使ってるから貸せないよ、このお箸、木のやつやねん。」と念を押すきーちゃん。

 


「・・・・・・。あ、木の棒でいいやん!」と閃いた。

そこからの行動は速いこと。

木の枝を拾い、長さを比べ、きれいに水で洗い、やっと楽しみにしていたお弁当!

 

「ちょっと掴みにくいな。」と言いながらもどこか嬉しそうなはっくん。

 

時には念を押したり、時には応援したり、作る難しさに一緒に落ち込んだりしながら傍で見ていたきーちゃんも、また2人で声をそろえての「いただきます。」だったね。


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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
ギャラリー
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