おままごとのすりこぎ棒を持ち、打つ構えのやっくん。
「ほいよ!」とボールを投げるはっくん。
まんまるでも“野球”がはじまった。
タイミングを合わせて“バット”を思い切り振るも、ボールはやっくんの所へ届く前に力を失う。
「もう、届いてないじゃんか。」と言いつつ、もう一度。
距離を少し縮めても、ボールがやっくんの所に届くことはない。
今度もボールは全然違う方向へ飛んでいく。
「なんでだよ~」「ここだよ?」と呟くやっくんを前に、
「やったー!今(バットに)当たらんかったから、はっくんのレベル3になった!」と喜ぶはっくん。
「バットに当たったら(やっくんの)レベルが上がるけど、当たらんかったらはっくんのレベルが上がんねんよ。」
なんだか自分の思い描くものとはちょっと違うルールの“野球”に戸惑いながらも、気合を入れなおし、再度構えるやっくん。
しかし、ボールは反対側へと投げられた。
もちろんやっくんは打てず、はっくんがまたまた「やったー!レベル上がった!!」と喜ぶ。
「そんなのずるじゃん!ずるだよ!!全然違う所ばかり投げるじゃんか。」と訴えるが、はっくんはレベルアップしたことしか見えていないのか、どんどん進めいていく。
「ちゃんとやりたいのに、これじゃあ、やれないよ」とやっくんがとうとう背を向けた。
それでもはっくんは、関係なく投げてはレベルアップしたことを喜んでいた。
が、やっくんがバットすら握らなくなると、やっくんと同じように眉を下げ、じっとやっくんを見ていた。
そのまま遊びはハロウィンの魔女ごっこに移ったが、ピカピカタイムの前に、また“野球”を少しやっていた。
投げたボールは、しっかりやっくんの所まで届いていた。






↑ 子どもたちも楽しんでいるハロウィン🎃
焚火の周りで、突然、「イヒヒヒヒ」と奇妙な笑い声が聞こえたかと思ったら、“まんじゅスープ(魔女+スープ)”と“まんじょべキュー(魔女と+きのこのBBQ)”(もしかしたら“まんじょスープ”と“まんじゅべキュー“だったかも😅)をニヤニヤしながら作っていた魔女っこたちでした。