2022年06月

220608  交渉人

「それ、貸して?」

まーくんが、やさしい声(!)で何度お願いしても、ダメ。

でも、どうしても手に入れたい、よーくんが持っている竹。


同じくらいの細さの竹を、同じ長さに切って、

「交換しよ?」と、作戦を変えてみる。

でも、「ダメ」と、断わられる。


まーくんが、自分の竹に、マジックで模様を描き始めたから、
自分のお氣に入りにカスタムして、自分の竹を使うのかと思ったら、

再度、「交換しよ?」と、聞いてみてる!


答えは、もちろん「ダメ」


思わず涙が出たまーくんに、近くで遊んでいたゆっくんといっくんが歩み寄り、
涙のわけを聞いていた。
すると、今度は、まーくんではなく、2人が交渉に乗り出した。


同じような竹を切って、交換しようと試みたり、
その竹のかっこいいところを熱心にアピールして、交換しようとしたり・・・。

本人同士が交渉しないと、ややこしくなるなーと思いながら、
交換するための竹の魅力アップ作戦で、2人が盛り上がっていたので、見守ることにする。


焚き火であぶって、

「ほら、煙がでる竹だよ~、どう?」

「先っちょが黒くなってて、カッコよくない?」

次々とプレゼンするけど、首を横に振り続けるよーくん。


「焼いた後、砂にこすりつけるといいな。」
「あっちの冷たい土につけたらどうだ?」
「水につけに行こう!」


結局、交換することはなかったけれど、アイディアがどんどん出てくるってすごい。

そして、ゆっくんのリュックには、先を焦がした竹がささっていましたとさ。

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220607  ゆずれない、ゆずらない

「もー、来たら、だめー。」

自分の後から木に登ってこようとするおーくんを、必死で制する、さっちゃん。


登ったはいいけど、降りるのが怖くて四苦八苦しているのに、
さらに登ってこられたら、ダメなのだ。

お:「僕も、登りたいー。」

さ:「ダーメー。ダーメーって言ってるじゃんかー。」


登り&降りのルートが限られているから、どちらもよけることもできずに固まったまま。


お:「僕だって、登りたいんだよ、いーじゃんか。」

さ:「ダメ、ダメ、ダメー。うわーん。」


とうとう、さっちゃんの目に涙が浮かんだ。


でも、泣けばいいってもんでもないということを、おーくんの表情が物語る。


お:「ぎゅっと(枝を)持っていれば、落ちないよ」


少し(!)経って、さっちゃんの泣き声(涙はこぼれなかった・・・)がやむと、
ずるずるとゆっくりおーくんが降りてくる。
実はおーくんも、ささっとは降りられなかったのかも。

すると、さっちゃんも降りようとする。

さ:「持ってて」

握りしめていた小さな花を、あじめに持ってもらおうと手を伸ばした。
すると、それを、前にいたおーくんが受け取る。


ちょっとびっくりしたような顔をしたさっちゃんは、でも、にっこり。


何がどう作用して、この場の空氣がほどけたのかは、わからない。
だから、色眼鏡や変な常識で、よけいな口を挟まなくてよかったと思った。

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今日は、保育者のゆうかちゃんが入籍!ということで、実物の婚姻届けを見せながら、
まんまるっ子に丁寧にお話をしてくれました。
てづくり泥ケーキと、花束と、葉っぱシャワーと歌でお祝い。
幸せのおすそ分けをありがとう★
おめでとう、おめでとう、おめでとう。

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220602  心を揺らす

仲良くおままごとしているなーと思っていたら、何やら口調がトゲトゲしくなっていた。

もめ事の種までは把握できなかったけど、不穏な空氣。

「赤いの、使ってたじゃんか!」「もう知らない!」


「もう、ご飯食べよ!」

プリプリしたまま、3人はお弁当を食べるために、その場を離れた。


1人になったこっちゃんは、無言のまま、すたすたと歩きだす。
でも、その背中がなんとも小さくて、
少し見守っていたけれど、思わず声をかける。


「何か、あった?」


すると、ぽろぽろ涙がこぼれだす。


こ:「あのね、お皿を使っちゃダメって言われたんだ。」

あ:「そうかー。お皿を使っちゃダメって言われたのが、悲しかったの?」


頷いたこっちゃんは、さらに、
こ:「でもね、お皿を使ってたのは、こっちゃんじゃなくて、あーちゃんなんだよ。」

あ:「そうなのか。それをらっちゃんには、伝えたの?」

と聞くと、首を振る。


こ:「らっちゃんはね、水を汲みに行ってて、見てなかったんだよ。」


ピンときて、

あ:「あーちゃんが使ってたって言うと、あーちゃんが怒られると思って、
   こっちゃんは使ってないけど、それは言わなかったの?」

と、聞くと、涙を浮かべて、頷くこっちゃん。


そんなことまで考えて、行動して、
でも、やっぱり怒られるのはイヤだと思っていて・・・。


なんてたくさんのことを考えて、心を揺らしているんだろうと思ったら、
なんだかこっちも胸がいっぱいになってしまった。


自己犠牲を賞賛する氣はない。
でも、この健やかなやさしさを前に、私はただこっちゃんの背中をさするしかできなかった。

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上河合BASEのインスタグラムアカウントできました

森のようちえん まんまる 上河合BASEのインスタグラムアカウントを作りました。

「森のようちえん まんまる」で検索して、ぜひフォローしてみてください。
https://www.instagram.com/awaji_manmaru

インスタQR


ブログには載せていない、”まんまるっ子の笑撃のひとこと”がツボ!と
言ってくださる方も、いらっしゃいます。

生穂BASEのインスタグラムアカウントも、既に開設されていて、こちらも好評です!
https://www.instagram.com/manmaru.ikuho

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↑ 昨日(5月31日)のあじめ、あーちゃん、こーくんの誕生日用に作ってくれた、
 スペシャルケーキ、ドリンク付き!
 まんまるっ子にはかなわないけれど、少しずつでも成長できてるといいなー。



220601  ブーじゃないよ

「ムカデが通るよー。」

お弁当タイムの時に、長さ10センチ超えの立派なムカデが登場・・・。

すぐさま火バサミで挟んで、森の端っこから遊び場ではない方の一段下へ向かって放る。


ホッとして、お弁当を再び食べ始めると、


「あ、またいる!」

同じサイズのムカデが、もう一匹!!

お弁当を食べ終わっていたらっちゃんに、火バサミを取ってきてもらい、
挟もうとしたけれど、一瞬早く竹の根っこの間に逃げ込まれてしまった。


「あ”ー、今、カラスがウ〇コしたー!!」

少し離れたところでお弁当を食べていたチームが、重大ニュースを教えてくれたので、

「こっちに、またムカデがいたけど逃げられたー!」と、こちらも
重大ニュースをお知らせする。


お弁当を食べ終わっていた子たちが、早速様子を見に来る。

その子達に向かって、「橋は、ブーだね。」と、いーちゃん。
「橋は、ブッブーだね。」と、さーちゃんも続く。

橋にはムカデがいるから、近づいちゃダメだよ、遊んじゃダメだよということらしい。


すると、らっちゃんが、
「ブーじゃないよ。
 ムカデがいるかもしれないから、氣をつけて遊べばいいんだよ。」


遊んでいいか、悪いかだけじゃなく、
まんまるっ子には、”氣をつけて遊ぶ”という選択があるんだ。

こうやって、危険予知能力と、自然と共に生きるためのアンテナが育っていく。

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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
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