2022年04月

220419  かけひき

「これをな、5000回(!)するねん。」


横たわった木や竹の切り株の上を踏み、自分たちの決めた道を、
地面を踏まずにぐるっと一周する。

なんと、これを5000回繰り返すと宣言する、ゆっくん。
必死についていく、かっちゃん。


「今、49回!次が50回や。」

竹をしっかりつかみ、バランスを取りながら、でも素早く!


「どちらか(何回か)わからなくなったら、小さい方(の数字)にすんねん。
だって、多く言っちゃったら、なんかダメでしょ。」

「わ、あぶな!慣れてきたら、油断したわ!」

単純なルートの繰り返しのようでいて、いろんなドラマがある。


「なぁ、水休憩する?」

ちょいと疲れてきたゆっくんが誘っても、かっちゃんは、まだ続けると言う。
たぶん、ゆっくんより、ちょっと回数が少ないから。


またしばらくぐるぐる回ったら、

「え~、じゃぁ、ゆっくんが70回になったら、2人で一緒に休憩せーへん?」


自分が休憩しているうちに、相手が回数を重ねるのは、イヤだ。
でも、かっちゃんだって、少し疲れてきたみたい。

あーだこーだとやりとりを重ね、結局2人同時に水を飲みに行くことに。


それでも、息を弾ませて、あっという間に帰ってきた2人・・・


「水を飲みに行くのも走っていったから、全然休憩にならへんかった・・・」


休憩したい氣持ちと、早くぐるぐる回るのを再開したい氣持ちがぶつかったんだね、きっと。
またひょいっと枝に飛び乗り、遊びは続くのでした。
それにしても、腕も足も背も伸びて、2人の体は、
なんとも軽やかに、しなやかに、森を飛び跳ねていました。

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220414  バナナ氷

「おにごっこしよ~」

の、呼びかけに、数人が集まる。

「氷鬼しよ!」
「バナナ鬼がいい!」

「え~、じゃあ、氷鬼がいい人、手~挙げて。」
「バナナ鬼がいい人、手~挙げて。」

意見が分かれたので、みんなの意見を聞いてみることにした、ゆっくん。

すると、氷鬼の方が若干人数が多かった。

「氷鬼の方が、多いね」とゆっくんは言ったけど、だからと言って、
じゃあ、氷鬼ね、とならなかった。

「え~、バナナ鬼ならやだ!」
「氷鬼じゃなくて、バナナ鬼がいい!」

手を挙げたのは、みんなの意見を聞くためであって、
多数決で決まらないのがいいな~と傍らで思いながら、行く末を見守る。


「やっぱり、やめる~。」

おにごっこをやるために集まったのが、年齢の上の子達の割合が多かったためか、
おにごっこ自体から抜けていく子も。


「え~、じゃあ、もう一度、手あげてみようよ。」

人数が変動したので、仕切り直し。

今度は明らかに、3倍くらい氷鬼の希望が多かった。


「バナナ鬼、少ないね。」

今度も、事実が伝えられるだけで、多数決にはならなかった。


「じゃ、どっちもやる?」

手を挙げたことで、氷鬼とバナナ鬼どちらもやりたい人がいると確認できたのだ。

「氷鬼の方が多かったから、氷鬼やってから、バナナ鬼する?」


「タッチされて、氷鬼やりたい人は、氷になって、
バナナ鬼やりたい人は、バナナになるのはどう?」

なんと!!
2つの種類の鬼ごっこのルールをミックスする案がでた!

「それなら、いいよ!」


みんなの顔がパァっと明るくなって、一斉に走り出す。

民主主義って、こういうこと。
少数派の意見も、大事にされる。
子どもだけで、結論を導き出せたのも、さすが!と思う。

おにごっこ1つでも、学ぶことが多すぎる。

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↑ 今日は、け~くんの5歳の誕生日。
 週3日だけ開園しているまんまるでは、なかなか当日にお祝いできる子は少ないけど、
 今日は、お花盛りだくさんの、素敵な泥ケーキでお祝いできました★
 おめでとう!






220413  無限

「みて、トロトロだよ。」

土と水を絶妙なバランスで混ぜてつくる、トロトロ。
それぞれに、自分の納得のいくトロトロ、自分好みのトロトロ具合がある。


「これはね、プッシュポップだよ~。」

トロトロ過ぎない、絶妙なトロトロの上に、
そっと細かい砂をかけて、これまたそぉっと触る。
これを発明したのは、昨年度の年長児。
それを、一緒に遊んでいたみっちゃんが、しっかりと文化を受け継いでいた。


「こっちは、食べられる、プッシュポップだよ!」

かっちゃんが作っているのは、食べられるなんて、新たな設定!


「これは、無限プッシュポップにもなりま~す。」

細かい砂の層を、いつもより厚くすると、一度押してついた表面の指跡が、
周りの砂をささっとかけることにより、消えることも発見!


「こっちのも、食べられるってことにしよっと。」

あっちゃんも、まねっこ。

こうやって、まんまるっ子の遊びは、それこそ無限に受け継がれていく。

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220412  かわいいカエル

「いた!みんなに見せてくる!」

アジサイの葉っぱの上でくつろいでいたカエルを、びっくりする速さで捕まえて、
みんなの方へ走っていく、やっくん。


「ここ、お家にしてあげよう!」
「いいこと考えた!これをテントみたいにしよ。」

水が溜まっていたタライに、木片を持ち込んで、カエルのお家づくりがはじまる。


「いいこと考えた!これ、ウォータースライダーにするわ。」

「いいこと考えた!長いすべり台つくるわ。」

膝を突き合わせてというより、おでこがくっつくくらいにくっついて、
おーくんと、よーくん、やっくんのアイディアが、どんどん形になっていく。


「いいこと考えた!これ、橋にする!」
「長すぎるんじゃない?こっちにしたら?」
「いいね~、そうしよ!」

”いいこと考えた!”と誰かが言うたびに、空間がぶわっと広がる感じ。
アイディアが次々に出てくるから、改善案もダメ出しにはならず、
より素敵なアイディアに生まれ変わっていく。
カエルと木片だけで、どこまでも遊びが広がっていく。

その合間に、何度も、
「かわいいね~」と、カエルをうっとり見つめる。

いっぱい触りたいけど、弱ってほしくないから、
少しで我慢したりもできるようになった。

春は、たくさんの命が一緒に遊んでくれるのがおもしろい。

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220407  お助け

「う”わ~ん。」

比較的(!)緩やかな斜面の方から、まーくんの泣き声がする

・・・と、思ったとたん、走り出していた、ゆっくんとあっくん。


「どうした?下りたいんか?怖いん?」

「あっくんがいるから、大丈夫やで。」


まるで花嫁の介添え人のように、いろんな角度から、サポートしようとする。


それでも泣きやまない、まーくん。

「この竹につかまったら、降りられるで!」

と、言ってみたけど、反応がないので、登りたいのかもしれない!と思ったようで、
今度はロープを取りに走る!


「ほら、ここにお助けロープしたから、これで登れるで!」


まだまだ泣きやまない&動かないまーくんを、今度は丸ごと抱える作戦に!


そしたら、くすぐったかったみたい。

まーくんが、まだほっぺたに涙をつけたまま、くすくす笑い出した。


その様子を見たゆっくんは、
「な、楽しいやろ?」と、一緒にうれしくなる。


必要な時に助けを求められること、
助けを求めたら、全力でなんとかしようとしてくれる仲間がいること。
これが、安心感、他人への信頼感を育む土台になっていく。

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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
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