2022年02月

220216  じわりじわり

「もう!乗らないで~。降りて~。」

ハンモックに1人で乗りたかったさっちゃん。

楽しそうだからと乗り込んできた(!)よっくんとまーくんは、
さっちゃんに押し出されそうになっても降りないという、無言の抵抗・・・。


しばらく文字通りの押し問答(あ、問答はしてないか・・・)の後、

「やっぱり、あっちに乗ろう。」


誰も乗っていなかった、もう1つのハンモックへ、2人が引っ越すことにした。


今度は2人が楽しそうに乗っているハンモックへ、みっちゃんが乗ってくると、

「せまい~!!」

「しょうがないじゃんか、(真ん中が)へっこんでるから、近くなっちゃうんだよー。」


こちらもしばらくもめたけど、最後は、みっちゃんが根負けして降りる。

「私もハンモック、乗りたいんだけどな~」


しぶしぶ降りた後も、やっぱり乗りたい自分の氣持ちを口にするみっちゃん。


「さっちゃんの方に、乗せてって、言ってみたら?」と、提案すると、


「え・・・でも・・・。」


さっきの3人のやりとりを見ていたから、迷うみっちゃん。

だからなのか、「乗せて」と言わずに、そっとさっちゃんの乗るハンモックを揺らす。


みっちゃんが揺らしていることに氣がついたさっちゃんは、

「乗りたいの?じゃ、交代交代で乗る?」と、言ってくれた!


しかも、「私、長く乗ってたから、次はみっちゃんが長く乗ったら、交代して。」とも!


パッとみっちゃんの顔がほころび、2つのハンモックは、それぞれ楽しそうに揺れ出した。


たくさん考えて、お互いの氣持ちを言い合って、まんまるっ子の遊びは続いていく。

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↑ 10月から、月一回やっているお味噌汁の日(野外調理の日)。
 次は卒園式!と思うと、同じ釜の飯を食う、この時間がもっと愛おしくなるのです。
 今日も、おいしくて、たくさんお代わりしたよ~★







220215  ”何”ではなく、”誰と”

「も~!何がしたいのよ~!!」

ちょっとぷりぷりした、ひっちゃんの声が響く。


ドッチボールをしていたけれど、1人抜け、2人抜けて自然と解散になって、
今度は、別の場所で、おうちごっこが始まりそうだった。

「え~、おうちごっこ、やだ~。人魚ごっこがいい!」

「きめつごっこは?」

「え~、やだ~。おうちごっこしたい~」


遊びたい仲間は集まっているのに、なかなか遊びが決まりきらない。

「ここからが、僕の家ってことね。」

おうちごっこをすると決まってないけれど、丸太を持ってきて、
自分の家をつくろうとする強者も現れた・・・。


「も~、何がしたいの~??」

まとまらない意見に、2回目のひっちゃんの困った声が聞こえると、

「僕は、ひっちゃんと遊びたい。」


きーくんの意見に、ひっちゃんがキョトンとし、
それから、照れたように笑った。


そして、なぜか追いかけっこが始まって、
おうちごっこはその時は始まらなかったけど、とっても楽しそうだった。


なんの遊びをするかではなく、誰と遊ぶか・・・。

まんまるっ子達は、いろんな角度から考えているんだなぁ。

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まんまる味噌2022 仕込みました~

「なんか、毎年味噌づくりの日って、いいお天氣だね~」

そう言われてみれば、ひなたぼっこしながら薪をくべるこの至福の時間を
毎年過ごしているなぁと。

今年も冒険の森さんにお邪魔して、6か所も火を焚きながら、大豆を煮ました。
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今年の麹は、まんまるファミリーで、
自然農でお米や野菜をつくっている楽しり屋さんが作ってくれました。
塩は今年も、五色町の海水をくみ上げて作ってくれている、自凝雫塩(おのころしずくしお)。
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年代物の味噌くり器を力いっぱい回すと、モンブラン状の大豆が出てきます。
こぼれた大豆は、すぐさま、まんまるっ子の口の中へ・・・。
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手がすべすべになるのを楽しみながら、塩と麹と大豆を混ぜたら、
ボールにして、空氣が抜けるように容器にたたきつけて入れていきます。
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薪が足りなくなると、誰かがくべてくれて、
子どもが泣くと、誰かが手を差し伸べて、
小さな子がお手伝いしたくなると、誰かが台を持ってきてくれて、
手の空いている人が片付けをする。
役割分担を決めたわけじゃないのに、氣づいた人がどんどん動いてくれるから、
ゆったりした空氣の中、なんともスムーズに進むのが心地いい。

味噌の蓋は、南あわじの酒蔵、都美人さんの酒かす。
大豆は無農薬の北海道産を南あわじの毎日食堂さんで購入したけれど、他は全て淡路島産で!

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豊かな淡路島の恵みで、味噌が仕込めたことをうれしく思います。
来年度の”味噌汁の日”も、楽しみだ★

220210  小さな命

「ムカデかな。」

「足がないから、ムカデじゃないよ。」


虫の姿が見えなくなって久しい冬のフィールドで、
竹チップの中から出てきた幼虫を見つけて、しゃがみこむひ~ちゃん。

ゆっくりだけど確かに動いている幼虫に、じっと見入る。

周りに集まってきた子達も、興味深げにのぞき込む。


竹チップをさらにかけようとしたは~ちゃん。

「埋めたら、かわいそうだよ。」

「いきなりつかむ方がかわいそうだよ。」

「埋めたら、息ができなくなっちゃうよ。」

「太陽で焼けこげちゃうから、かけてあげているんだよ。」

いろんな意見が出てちょっと険悪なムードになったけれど、


「あ、この子、足があった!」の一言で、言い争いはピタッと止んで、
みんなが幼虫に注目する。


「前の方にだけ、足があるんだね。」

さらに見物者が増えていく。


「あ、これ、前に腐った木から出てきたやつだ。木をいれてあげたらいいよ。」


「食べ物は何かな~。葉っぱかな~。」

と、葉っぱを入れようとするゆっくんに、

「自分で見つけるんじゃないか?」ときーくん。

「”余計なお世話”ってやつだよ。」なんて言葉も飛び交う。


結局、竹チップと落ち葉と枯れ木を、ちょうど1/3くらいずつ入れることに。

そぉっと、以前カメの家にしたところまで持って行くことで、
外敵(?)からも守られることになった。


どんなに小さくても、やっぱり命の存在は、場を豊かにする。

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220209  森のぷぅ

はじまりは、にらめっこみたいに遊んでいたんだと思う。

でも、だんだん空気で膨らませたほっぺたを、手で押して、
おならみたいな音を出し、「くっさ~」と言いあう遊びに発展していった。


「ぷ~」   「くっさ~」
「ぶぶっ」  「あ~、最強に臭い~」
「ぶぶぶぶぅ」「わ~、臭すぎて、鼻が曲がった~」


ちょっと強くほっぺを押しちゃった(叩くに近い・・・)時には、痛いことを伝えると、
ま~くんは次からやさしく押したから、ぷす~っとかすかな音しかしなかった。

だから、音が豪快に出るよりも、すかしっぺの方が臭いという研究結果(!)も教えてあげた。


「僕のおならの方が、大きい音がでるよ!」

おもしろそうだとやってきたゆーくんは、袖をまくり上げて、
自分の腕に大きな口を開けて唇をあてる。


「ぶっぶ~~」

盛大に音が鳴り、みーちゃんもまーくんも大笑い。


真似して、自分たちの腕でやってみたり、
手をつないでいたあじめの手の甲に唇をあてて音を出してみたり。


何度も、何度も、何度も、ニセのおならをして、笑い転げる。

ただそれだけ。


は~、楽しかった。

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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
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