「水、取ってくるわー!」
と、走っていったあっくんは、こぼさないように大事にそろりそろりと帰ってきた。
「ねぇねぇ、お水、ちょっとちょうだい。」
あっくんが大切に持って帰ってきた水を、隣で土でお料理をしていた子たちがねだる。
「ちょっとならいいよ。」
お玉で少しすくって分けてあげる。
「私にも、お水ちょうだい。」
「僕のがなくなっちゃうから、ちょっとだよ。」
そういいながらも、欲しいと言った子の入れ物に、順番に水を分けてあげる。
「もう少し、くれたらいいんだけどな~」
のリクエストが続くと、
「僕のが、もうなくなっちゃうから、やだよ。」
そしたら、
「もっと水を汲んできてくれたら、(おうちごっこに)いれてあげるのに。」
この条件付けの感じ・・・なんかやだなぁとザラっとしながら見守っていると、
「僕の使う分がなくなっちゃうから、やだ。」と、もう一度、キッパリ。
それでも、
「じゃあ、半分にするから、半分は使っていいよ。」と、もう1つ器を持ってきて、
自分の器から水を半分わけてくれる。
すると、「ありがとう!」と水をもらった子が、
「あじめにも、トロトロわけてあげる!」と、土しか入ってなかったあじめの器に、
もらった水を混ぜて作ったトロトロを、あっさり分けてくれる。
条件じゃなく、自分の氣持ちに正直に、でも仲間の氣持ちも大切に・・・。
ひとりが勇氣を出すと、その氣持ちが循環していくんだなぁ。
と、走っていったあっくんは、こぼさないように大事にそろりそろりと帰ってきた。
「ねぇねぇ、お水、ちょっとちょうだい。」
あっくんが大切に持って帰ってきた水を、隣で土でお料理をしていた子たちがねだる。
「ちょっとならいいよ。」
お玉で少しすくって分けてあげる。
「私にも、お水ちょうだい。」
「僕のがなくなっちゃうから、ちょっとだよ。」
そういいながらも、欲しいと言った子の入れ物に、順番に水を分けてあげる。
「もう少し、くれたらいいんだけどな~」
のリクエストが続くと、
「僕のが、もうなくなっちゃうから、やだよ。」
そしたら、
「もっと水を汲んできてくれたら、(おうちごっこに)いれてあげるのに。」
この条件付けの感じ・・・なんかやだなぁとザラっとしながら見守っていると、
「僕の使う分がなくなっちゃうから、やだ。」と、もう一度、キッパリ。
それでも、
「じゃあ、半分にするから、半分は使っていいよ。」と、もう1つ器を持ってきて、
自分の器から水を半分わけてくれる。
すると、「ありがとう!」と水をもらった子が、
「あじめにも、トロトロわけてあげる!」と、土しか入ってなかったあじめの器に、
もらった水を混ぜて作ったトロトロを、あっさり分けてくれる。
条件じゃなく、自分の氣持ちに正直に、でも仲間の氣持ちも大切に・・・。
ひとりが勇氣を出すと、その氣持ちが循環していくんだなぁ。