「うお~、あった~。」
長いタケノコを探す冒険が、成果なしのまま続いていたら、
目の前に、4m越えの、もう若竹に近い、タケノコ!
「ふんぬ~。ぐぐぐぐ~。」
直径5センチくらいなのに、いっくんの渾身の力をこめても、折れない。
「くそ~、木も一緒にやってくれてるのにな~。」
実は、原因の1つは、竹の真ん中くらいから上が、木に引っかかってるのだけれど、
いっくんには、それが木も反対から押してくれているように見えていた。
「○▽◆△※●~。」
傍らのこ~くんは、不思議な呪文のような言葉を叫んでいる。
「は~、ダメだ~。こ~くん、頼む!」といっくん。
「じゃ、交代だ!今度は、いっくんが頑張れっていう人ね。」
そうか、こ~くんはいっくんにエールを送る役目だったのか・・・。
こ~くんも、体がぶるぶる震えるくらい、力をこめたけど、びくともしない。
「くっそ~、ダメか~」
「じゃ、今度は、3人でダブルパンチだ!あじめちゃん、手を貸してくれ!」
ボタン1つでなんでもできる現代で、渾身の力をこめる機会って、
実は貴重かもしれない。
そして、1人でできなきゃ、仲間を呼べばいい。
そんな体験を、たくさんたくさんしてほしいと思う。




長いタケノコを探す冒険が、成果なしのまま続いていたら、
目の前に、4m越えの、もう若竹に近い、タケノコ!
「ふんぬ~。ぐぐぐぐ~。」
直径5センチくらいなのに、いっくんの渾身の力をこめても、折れない。
「くそ~、木も一緒にやってくれてるのにな~。」
実は、原因の1つは、竹の真ん中くらいから上が、木に引っかかってるのだけれど、
いっくんには、それが木も反対から押してくれているように見えていた。
「○▽◆△※●~。」
傍らのこ~くんは、不思議な呪文のような言葉を叫んでいる。
「は~、ダメだ~。こ~くん、頼む!」といっくん。
「じゃ、交代だ!今度は、いっくんが頑張れっていう人ね。」
そうか、こ~くんはいっくんにエールを送る役目だったのか・・・。
こ~くんも、体がぶるぶる震えるくらい、力をこめたけど、びくともしない。
「くっそ~、ダメか~」
「じゃ、今度は、3人でダブルパンチだ!あじめちゃん、手を貸してくれ!」
ボタン1つでなんでもできる現代で、渾身の力をこめる機会って、
実は貴重かもしれない。
そして、1人でできなきゃ、仲間を呼べばいい。
そんな体験を、たくさんたくさんしてほしいと思う。



