いつもより大き目な水たまりの前にしゃがみ込む、とっくん。
「ここはね~、森なんだよ。」
隣の水たまりから水路を枝で掘り、水の流れをつくっている。
「ねぇ、あじめちゃん、森ごっこしよう。」
「いいよ~」
OKをしてみたものの、森ごっこって何だろう。
私は、何役をしたらいいのだろう。
とっくんの物語がどう展開するか待ってみても、設定は謎のまま。
相変わらず水をのぞき込み、今度は、かき混ぜた水がぐるぐる回るのを指さして、
「ここはね~、動物園なんだよ。ぐるぐる動物園。」
傍らのお~くんは、色んな葉っぱの船をそっと浮かべて楽しんでいる。
「雨だよ!雨が降ってきたよ~!」
スプーンで水を跳ね上げて、今度は森に雨が降る。
「こっちには、橋をつくろうっと。」
は~ちゃんとひっちゃん、らっちゃんが枝や竹を持ってくる。
それぞれに展開する遊びの広がりに、ただただ感心するばかり。
想像の世界は、無限なのである。
「ここはね~、森なんだよ。」
隣の水たまりから水路を枝で掘り、水の流れをつくっている。
「ねぇ、あじめちゃん、森ごっこしよう。」
「いいよ~」
OKをしてみたものの、森ごっこって何だろう。
私は、何役をしたらいいのだろう。
とっくんの物語がどう展開するか待ってみても、設定は謎のまま。
相変わらず水をのぞき込み、今度は、かき混ぜた水がぐるぐる回るのを指さして、
「ここはね~、動物園なんだよ。ぐるぐる動物園。」
傍らのお~くんは、色んな葉っぱの船をそっと浮かべて楽しんでいる。
「雨だよ!雨が降ってきたよ~!」
スプーンで水を跳ね上げて、今度は森に雨が降る。
「こっちには、橋をつくろうっと。」
は~ちゃんとひっちゃん、らっちゃんが枝や竹を持ってくる。
それぞれに展開する遊びの広がりに、ただただ感心するばかり。
想像の世界は、無限なのである。