2021年03月

210331  なんでもない

「何してんの~?」

斜面の上からのぞき込み、何やら楽しそうだと降りてきた、ひっちゃん。

「なんでもないよ~」
と、ニコニコしながら、答えるあっちゃん。


斜面の途中の竹のすべり台でひっちゃんが滑ったら、
先に滑って下の方にいたひ=ちゃんとくっついちゃった!

「わ~、くっついた~、わはは。」とひっちゃんが笑ったら、

「ね、でも、なんだか、楽しいでしょう?」と、あっちゃん。


滑っても楽しいし、登ろうとしてずっこけても楽しいし、
滑ってる途中で竹からはみだして落っこちちゃっても笑っちゃうし、
滑り終わった子にくっついちゃっても楽しいし、
一緒にお団子になってすべり台からさらにごろごろするのだって、楽しい。


要は、友達といると楽しいってことだな。
なんでもなくても、なんだか楽しい。
そんな毎日が、新しいフィールドでも始まりました。

明日は、いよいよ新しいお友達も迎えて、入園式です!

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↓ 上河合BASEのコンポストトイレのドアを、みんなで塗りました~。

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200330  宝の地図

「オーノー!
 宝の地図が、破れてしまった~。」

「なんて書いてあったの?」

「ちょっと緑だけど、黄色い光っている竹に、宝があるって!」

「オーノー!!」


くるくる丸まった竹の皮を拾って、
開こうとしたら、破れてしまったこ~くん。

大冒険にでかけようという矢先に、地図が破れるハプニング。

先頭は、ずんずん先に行こうとしている・・・。


「待ってよ~」

「あ、ここにもある!」


見つけようと思えば、足元に、見つかる見つかる竹の皮。


「よし、これを折りたたんで持って行くぞ。」

折りたたむときに多少破れるのは、いいらしい・・・。


ものすごい急な斜面を、意気揚々と降りて行きました。


新しいフィールドでも、どんどん物語が展開し、
ぐいぐい遊びこむまんまるっ子達。
ブランコや倉庫がまだ間に合ってないし、
ハンモックもついてないな~・・・と氣をもんでいたのは、大人だけでした。

やっぱり、子ども達は遊びの天才!

満開の桜がホントにきれいな、上河合BASEの初日でした★

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210325  巣立ち

恵みの雨がぱらつく中、2020年度の卒園式を、無事に行うことができました。

まんまるっ子達の汗と涙とヨダレと、こぼしたお弁当や水筒の水たちが、
たっぷり(!)染み込んだ、淡路島マンモスの森での日々。
立ち上げから6年目の、一区切りの日でもありました。

お互いの弟が卒園児と在園児だったこともあり、
一期生の2人が久しぶりに森で顔をそろえた、ミラクルな日にもなりました。

たった2名の園児と家族で始めたまんまるも、
今日は小さな弟や妹を合せて30名以上の子ども達と、
50名近い大人たちが集う、大きな大きな家族に。


熟考の末、ユニークな場所に飾られた、ガーラントたち。
年長児が自分で漉いた和紙の、「応援約束証(卒園証書)」。
思い思いのリズムと音程で歌う、一斉練習は一回もしていないけど素敵すぎる歌。
子ども達が火をつけて、薪で炊いた5升のお赤飯は、からっぽに。


お昼ご飯の後は雨も上がって、最後の一瞬まで、森を遊び尽くした遊ぶまんまるっ子達。
最後は、6年分の想いをこめて、森の神様と仲間たちに、「ありがとう」を言いました。


4月からは、新しいフィールドで、どんな物語がはじまるのか、わくわくします。

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6年間、振り返ればあっという間だった氣がするけれど、
決して薄っぺらではない濃ゆい日々を、森に守られて過ごすことができました。
日々、フィールドを管理してくださった、淡路島マンモスの皆さん、
素敵な森で遊ばせてくれて、本当にありがとうございました。


森のようちえん まんまる を巣立つまんまるっ子達が、
どうかどうかこの先もずっと、
心も体もまるごとありのまま受け止められる、世界でありますように。
まっすぐで、キラキラのそのまなざしが、そのままでありますように。

あなたたちと森で過ごす時間から、たくさんのことを氣づき、学ばせてもらいました。
私たち大人も、その背中を見て育ち、これから森の時間を過ごすまんまるっ子達も、
あなたたちを誇りに思います!
一緒に遊んでくれて、ありがとう!卒園おめでとう!

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210324  大笑いの焚き火

スカッ・・・

マッチを擦ろうとしたら、空振り。

思わずあ~ちゃんと顔を見合わせる。

たったそれだけのことで、なんだか笑いが止まらない。


「ダメだったね~」「ね~」


「もう、笑っちゃうと、手が震えちゃって、もっとダメだよ~」

マッチとマッチ箱を持ったまま、ひとしきり体を震わす(!)あ~ちゃん。


そこに、火吹き竹で、息を吹きかけてくる、し~くん。


「もう、まだだってば~、わははは」

そしたら、し~くんも笑っちゃって、火吹き竹を吹けなくなっちゃった。


「も~、頑張る!!」と、再度マッチを擦ろうとすると、

「ありゃ?折れちゃった!」
「も~、なんで折れるのさ!」

で、またまた大笑い。


淡路島マンモスの森で、いったい何本のマッチを擦っただろうか。
いつもいつも、楽しい、温かい空間をつくってくれた、焚き火に感謝。

明日は、いよいよ6年間お世話になった淡路島マンモスの森を巣立ちます。
立派に焚き火ができるようになった年長さんたち、お赤飯を炊く用の焚き火、よろしくね。

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ホウカゴアート・どんぐり 毎月第2、4火曜日に楽しく開催中~

放課後に、子どもたちが集まれる場ができたらいいなと思い、
はじめた、「ホウカゴアート・どんぐり」。
良質な算数文章題を、絵を描くことで、じっくり、丁寧に解いていく「どんぐり倶楽部」。
”お絵描きに夢中で、進まない”くらいがちょうどいいとされる、楽しい学習法です。
暗記や効率ではなく、答えを出すことが目的でもなく、考える過程を楽しみます。

今日は、クジラやアリ、ハムスターが活躍する問題とにらめっこ。
「マッコウクジラって、どんなのだったっけ?」と言いながら、クジラの種類に想いを馳せる一幕も。

いろんなアンテナをたてながら、複雑な思考回路が育ってきたら、考えること自体が楽しいのです。
AASAのわくわく空間で、「わかった!」「ひらめいた!」をご一緒に。
基本的に、ヒントなしで、自分で考える時間なので、
同席希望の保護者の方は、別の問題に取り組んでみたり、自由に絵を描いたり、
AASAにある画集をながめたり、
裁縫や編み物などの手仕事(持ち込み歓迎)しながらのんびりしましょう。

今日の参加者のノート(頭の中)は、こんな感じでした★

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★ ホウカゴアート・どんぐり ★
とき 毎月第2、第4火曜日
   ※16時30分~18時
ところ Awaji Art Space ARK アトリエ
      淡路市生穂1731 (理美容室 ワープスペースさん向かい)
案内人  佐藤明希(あじめ)
      森のようちえん まんまる代表、保育士、アフリカンダンサー、高等学校教諭第一種免許
参加対象 年長~小学校6年生 
 ※年齢に合せた問題に取り組みます
持ち物  特になし
参加費  月謝制 4,000円/人 
 ※初回お試し 1500円/子ども1人
お申込み・問い合わせ
      Awaji Art Space ARK
 メール awaji.art.ark@@gmail.com  
※@を1つ消して以下の内容を送信してください
 件名:ホウカゴアート・どんぐり 
  ①参加希望日
  ②参加者氏名
  ③年齢(学年)
  ④緊急連絡先
  ⑤保護者氏名(同席希望か、送迎のみかもお知らせ下さい)
  ⑥その他、スタッフに知っておいて欲しいことなど
開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
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