2020年12月

201224  カラフル

「次は、何色~?」

「白!」

「あ、あったあった、ほら。」

鬼は追いかけたりせずに、次々と色を指定して、
それをみんなが見つけて盛り上がる、最近のまんまるの色鬼。

みんなが、自分の歯を指さすから、

「ここもね、グラグラしてるねん。」
「俺はもう、ここも大人の歯やで。」と、大人の歯自慢もしてる。


「次は、何色?」

「う~ん、緑」

カッパの緑や、葉っぱをタッチすればいいから、緑はすぐ見つかる。


森の中の色鬼は、森の色彩が冬でもとっても豊かであることに、氣づかせてくれる。


「次は~、透明!」

「透明は、いっぱいあるよ、ほら、こうすればいいんだよ。」

と、自分の目の前に手をかざし、透明の空氣に触る。


「透明は、走れるよ~。」


手を前にしたまま、いきなり走り出す、みんな。

「走れる~」
「走れる、走れる~。」


目に見えないものだって、あることをしっている、まんまるっ子。

彩り豊かな森の中で、2020年最後のまんまるも楽しく遊びました。

本当に色々あった、2020年を経て、まんまるっ子が、世界が、
心穏やかに2021年を迎えられますように。
サンタさん、よろしくお願いします★

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201223  いいお湯

「こっちからね、おじゃましま~すって入ってきてね。」

結構な斜面に張り出す木の根を上手に使って、おうちごっこ。


「ふわふわだね~。お布団にする?」とゆ~くんが提案すると、

「お風呂にしよ!」とひ=ちゃん。


湯船(と見立てたくぼみ)にゆっくりと座り込む。

「は~、あったかいね~。あじめちゃんも、入ったら?」


落ち葉(お湯)をさらに追加しようと、がさがさしていると、

「あ、ドングリもあったよ。ドングリがあるなんて、いいお家だね~。」


「冷たいお風呂にもできるよ。」
と、落ち葉と一緒に土も入れる、ゆ~くん。


「あっ、お風呂なの?い~ね~。」
後から来たあ~ちゃんも、すぐわかっちゃうからすごい。

ドングリもあって、温度調節自在な絶景の森のお風呂にむぎゅむぎゅとつかる。
これを心地いいと思う感性が育っていることがうれしいな。

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201222  動と静

「どりゃ~、竜巻ドーナッツ!!!」

両手に長い剣を持ち、落ち葉の上でぐるぐる回転して竜巻になる、こ~くん。


「やば~、あぶないから、逃げろ~。」

当たらないように逃げていたら、それが鬼ごっこになっていく。

走って、走って、段差はジャンプして、ずっこけて・・・


しばらくすると、逃げていたこ=くんが、
「見て、これ~。」

手には、なんの変哲もないように思える、落ち葉。

「こんな、水玉模様がついてんで!」


ぶわ~っと広がっていた遊びの輪が、こ=くんの手元にぎゅっと集まる。

落ち葉の茶色い表面には、ぽつぽつとこげ茶の斑点。

「あ、こっちにも、あるやん。」

「あ、これは、穴が(開いて)水玉になってるやん!」

「こっちは、ちっちゃ~。」

「お~、この葉っぱは(くるっと丸まってて)細っこいで~。」


新しい模様を探したり、同じ模様を集めたり、形の妙に歓声があがる。

小さい体をさらに小さくして、地面にくっつくように落ち葉を眺める。


すると、し~くんが、
「サプラーイズ!」と落ち葉シャワー!

「やったな~、こっちもだ~」

と、またまた走り出す、みんな。


遊びの輪は、自在に大きさを変える。
動の遊び、静の遊び、どちらも楽しいなぁ。

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森のおさんぽ会 はなまる 2021年1月、2月開催日

まだ”森のようちえん まんまる”の保育対象年齢に満たない小さいお子さんも
保護者の方と一緒に参加できる、「森のおさんぽ会 はなまる」を開催しています。
最年少参加記録は2か月!←2020年10月に更新されました~!
抱っこ、おんぶでの参加も大歓迎です。

寒い冬、木々の葉が落ちたからこそ、野鳥の姿が見やすくなったり、
落ち葉の絨毯が楽しい冬の森のおさんぽ。
防寒対策をバッチリして、元気に出かけましょう。
手袋、ニット帽、ネックウォーマーもおすすめ。

お昼は焚き火を囲んでいただきましょう。



■ 森のおさんぽ会 はなまる ■  
子どもの発見に寄り添いながら、森をゆっくりおさんぽします。
のんびり一歩一歩、「今、ここ」にながれる時間を丁寧に過ごしてみませんか?
野外経験が少なくても、保護者の方がちょいと虫が苦手でも、
森の案内人(森のようちえん まんまる保育者 あじめ)がご一緒するので、安心です。
お弁当の後は、絵本の読み聞かせをしています。

◆2021年1月、2月の開催日 
      2021年 1月15日(金)
          2月 8日(月)

●参加対象 : 0歳~の幼児と保護者            
     ※小学生の参加はご相談ください
●集合 : 10時 @淡路島マンモス駐車場
●解散 : 12時30分ごろ(昼食&絵本の読み聞かせの終わった頃)
●服装 : 長袖、長ズボン、帽子
●持ち物  : お弁当、水筒、タオル、敷物、着替え(必要な方)、
        防寒着 (手袋、ネックウォーマーもあるとよいです)      

●参加費 : 親子1組1,200円       
        ※大人、2歳以上の子どもが1人増える         
         ごとに300円増し       
        ※抱っこ、おんぶでの参加も歓迎します       
        ※大人のみの参加は、500円/人

●お問合せ・ご予約 :awaji.manmaru@@gmail.com            
     @を1つ消して送信してください    
  
①代表者氏名      ②参加されるお子様の年齢      
③当日つながる携帯電話番号  ④参加希望日      をお知らせください


201217  お手本だらけ

「う~ん、なんか切りにくいな~。
 こっちでやるわ。」

ノコギリの台にする丸太との相性が合わず、体勢が整わないあっくん。

手の置きどころ、体の向き、そして丸太を代えてみたりしながらノコギリを使う。


傍らで、じっと見るあ=くんの、ケーキを作る手は止まっている。

さっきまで混ぜていたお鍋の中身が固まりかけていても、ノコギリから目が離せない。


ノコギリを使い終わって、あっくんが片付けるのを見届けると、
しばらくして、あ=くんもノコギリを取りに行った。


「これ、切る。」


青竹を切ると、緑の切粉が出た。

「わ、緑だね~。」

力が弱いので、切るというより、なでている感じだけれど、とってもうれしそう。


周りのおしゃべりに、つい氣を取られちゃうので、
手元から目を離すことが多くて、見ている方がドキドキだけど、
休み休みながらも、ノコギリを使う手は止めない。


「ひっちゃんが、切ったろか?」

なかなか切れないのを見かねて、ひっちゃんが声をかける。

ぎゅんぎゅん切ってくれるけれど、しばらくすると

「は~、もう手、痛いわ~。」

すると、「じゃ、俺が切ったろか?」と、りっくんが声をかけてくれる。


こちらも、しばらくしたら、鬼ごっこのお誘いがかかってしまった。


「やっぱ、鬼ごっこしてくるわ。」


ノコギリを手渡されたあ=くんは、またゆっくりゆっくり切り始める。


ノコギリが滑ってしまって、切りたい場所じゃないところを切る度に、

「あ、違っちゃった~。」と言いながら、なんとも楽しそう。


お手本がたくさんいてくれるから、
小さな子達もだんだんと刃物が使えるようになるんです。

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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
ギャラリー
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