2020年06月

200604  昆虫と恐竜 

「ねぇ、一緒に遊ばない?」

自然発生的に遊びが始まることもあれば、こんな風に誘い合って遊びが始まることもある。


「いいよ」とこ~くんが言ったので、あ~くんは、
「虫探ししない?」と、誘ってみる。


こ:「え~、虫探しなら、やらない」
あ:「どうして~?」
こ:「僕ね、あまり虫には興味がないんだよ。
   恐竜なら興味があるんだけどね。」
あ:「どうして?虫は、きれいなのとか、かっこいいのとか色々いるよ。」

こ:「恐竜はね、昔に絶滅しちゃったでしょ。
   で、化石とかで、大きさも、色もわからないんだ。」
あ:「僕、化石なら見たことあるよ!白いよ!」
こ:「違うよ、化石は白いんだけれど、
   本物の色がわからないから、おもしろいんだよ。」


分からないから図鑑とかを調べるって楽しさもあるけれど、
真実が分からないからこそ興味があるんだって発想、おもしろいな~。

この後、いまいち納得できないあ~くんだったけど、
「じゃ、たたかいする?」と、2人は元氣に駆け出していきました。

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200603  しっぽ

「いた!いたぞ!虹色トカゲ!!!」

「あ!カナヘビ!」

何か違う遊びをしていても、足元をしゅっと横切る影があれば、すかさず追いかける。
まんまるっ子達の動体視力、なかなかのもの。


小さい子達は、トカゲもカナヘビも何度挑戦しても逃げられてしまい、くやしさが募る。
虹色トカゲ(しっぽから胴体にかけて、きれいな青のグラデーション!ニホントカゲの子ども)
は、大きい子達でもなぜか逃げられる確率が高い。

四つん這いで、ものすごい形相で追いかける様は、まるで大きなトカゲ・・・。


「あ!触った!」

き~くんの歓喜の雄叫びの次の瞬間、しっぽが切れて逃げられた。


「うっわー」

切れたしっぽは、元気よく動く。
何度見ても、不思議で不氣味な光景。


でも、切れたしっぽなら、容易に捕まえられるから、うれしそうなけ~くん。

「すごいな。」とみんなと見とれながら、

「これなら、噛まれないしな。」だって。

生き物たちの、生き延びる智慧は色々だけれど、
自分の一部を置いていくなんて、トカゲのご先祖様、すごいな。



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200602  くるくる ころころ

「プリキュアごっこしよ!」

「いいわ★
魔法が使えるのよ!それっ」

小さな手のひらに、たっぷり太陽を集めて繰り出される、魔法のビーム。
プリキュアをよく知らない子達(あじめ含む・・・)も、いろんな魔法を考え出す。


「あ、やっぱり怪獣ごっこがいい!」

「いいね、ガオ~!食べちゃうわよ。」

突然、始まる鬼ごっこ。


しばらくすると、
「今度は、おばけごっこよ~」

「お~ば~け~、ひゅるるる~」
手を前にだらりと垂らし、足音を忍ばせる鬼ごっこに進化する。


走っている途中に、
「ちょっと!見て~、なんか白い虫を見つけたんだよ!」
の、友達の声に、急ブレーキでのぞき込む。
なにやら小さな白い幼虫が、葉っぱの上でもぞもぞ。

「白いね。」「かわいいね」「チョウになるのかな」

「あ、じゃあ、チョウごっこにしない?」
「いいね~。ひらひら~」


思いついたアイディアが、すぐ形になり、遊びがどんどん進化して、
役割も、声色までもくるくるころころ変わっていく。
この変化のエネルギー、スピーディーだからこそ、じっくり味わいたい。

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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
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