2015年10月

151012 味覚の秋も満喫な はなまる

今日のはなまるは、”好きな色”を発表してから、出発。

神戸から来てくれたご家族も、南あわじから来てくれた子たちも、ずんずん歩きます。
みんなの好きな色、青、ピンク、黄色、深緑・・・次々に見つかって、
森の彩の豊かさを感じます。

大きなカマキリ、謎の穴も気になる~。

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高いところにアケビを発見し、取れないかな~と思っていたら、お母さんがひょいっと木登り!
みんなの羨望のまなざしの中、おいしそうなアケビをもいでくれました。
み~ちゃん、ありがとう!

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アケビに舌鼓を打っていたら、「わ~、大きいカメだ~」「トカゲだ~」「カエルだ~」
みんなに負けず、おさんぽを楽しんでいる生き物たちがたくさんいました。

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はざ掛けした稲が美しい田んぼの横では、ムカゴもぱくり。
ヨウシュヤマゴボウは食べられないけれど、素敵な秋の絵の具です。
たくさんのコオロギやバッタ、ドングリだって、見逃しません。

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ふかふかの落ち葉の上でのお弁当タイムは、「お~いし~」の連発。
味覚の秋を満喫したはなまるでした。


ご参加ありがとうございました。

次回は11月2日(月)と16日(月)ですので、お楽しみに。



◆11月9日 ぴよぴよDAY ~ヒヨコ抱っこ&ヒヨコ色の草木染体験~

淡路島マンモスに、かわいいヒヨコがやってきます。

そっとヒヨコを抱っこできる、ヒヨコふれあいコーナーは参加費無料!

傍らの焚き火では、淡路島マンモス内に生えている
セイタカアワダチソウを使って、ヒヨコ色の草木染に挑戦してみませんか?

焚き火をやっているので、アルミホイルと芋を持参すれば、
焼き芋もできちゃいますよ~。

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■とき  11月9日(月) 10時~12時
       ※予約不要、出入り自由です
       ※この時間以外も、もちろん淡路島マンモスで遊べます
       ※染色液に約30分、色止めの液に約10分浸けるので、時間に余裕をもってご参加ください

■場所  淡路島マンモス どろんこ遊び場周辺

■参加費  ヒヨコふれあいコーナー ・・・無料
       草木染体験・・・500円/染めたい布1枚
         ※豆乳処理済みの小さなトートバックを200円/枚で販売もします

■持ち物  染めたい布、持ち帰り用ビニール袋
        ※ハンカチ、手拭い、ストールなど。ウール、シルクが染まりやすい
        ※綿、麻は事前に豆乳に漬けて、洗わずに乾かしたものが染まりやすい

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まんまる日和 第二回 開催しました

10月8日(木)、第二回のまんまる日和~親子1日無料体験DAY~を開催しました。

参加してくれたのが、みんな以前にもまんまるやはなまるに参加してくれたことがあったので、
朝の会のあとは、森にむかってずんずん。

ドングリたっぷりゾーンでは、いろんな色や模様のドングリを拾ったり、
お母さんの頭に、ちょうどドングリが落ちてきて、大笑い。
ロープのある斜面では、おしりで滑ったり、ドングリレースも楽しかったね。

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森の中には、いろんな長さ、形の枝が落ちていて、
剣になったり、ブルドーザーや仮面ライダーの乗り物になったり、バスになったり。

ススキの穂でくすぐりっこをしたり、草笛を教えてもらったりもしました。

浮きのブランコには、お母さんも挑戦!
1点で支えられているので、どこにいくかわからないのが楽しい~。

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ちょっと風が涼しくなってきたので、太陽を求めて広場へ。
花摘み、凧揚げ、レストランごっこも盛り上がります。

ぐにゃぐにゃゴールテープの、かけっこは、
ゴールテープを持つ人、走る人を交代しながら、何度も何度も。
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最後はどろんこが楽しくなって、結局はだかんぼ。
全身を思い切り使って、いろんな遊びをした一日でした。
草の冠をつくったりしながら、ゆったり遊ぶお母さんたちの雰囲気も素敵でした。

ご参加ありがとうございました。

次回、まんまる日和の第三回は10月15日(木)です。
参加ご希望の方は、お早目にご予約ください。

詳細はこちら



151007  やりたすぎ~

「今日、シャボン玉やるんだよね!」

登園してきてすぐ、目を輝かせるそ~ちゃん。

そう、前にやったムクロジの実をお湯に入れてつくる、
森のシャボン玉がすっごく楽しくて、ずっと楽しみにしていたんです。

次に登園してきたれ~ちゃんも、さっそくシャボン玉がやりたい~。


自然素材のシャボン玉は、とっても繊細で、なかなかシャボン玉にすることは難しいので、
前回考えだした、ブクブクかき氷遊びが盛り上がります。

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さらに・・・

「あ、このお花入れたら、ピンクのシャボン玉になるんちゃう?」


「ミントいれたら、いい匂いのシャボン玉になるんちゃう?」


次々にいいアイディアが生まれて、どんどんバージョンアップ!


でも、いっぱいかき混ぜたり、材料を入れていたら、
次第にシャボン液がなくなってきてしまって、シャボン玉遊びの熱がしぼんできました。


すると、
「シャボン玉がやりたすぎて、朝の会忘れちゃってたね」って、顔を見合わせました。


いつもより、だいぶゆっくり始まった、朝の会。
でも、夢中になってひと遊びしたみんなの顔、素敵だったな~。



この後も、ドングリのピーナッツ屋さんごっこ、水道づくり、ケーキ作り楽しかったね。

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子育て応援講演会&森のようちえん体験 レポートその3

子供たちが森で遊んでいる間、大人たちはみどりのおうちで伊勢達郎さんのお話を伺いました。

達郎さんは、30年前に自然スクールTOECを立ち上げ、カウンセリングマインドを大切に、「ほめない・叱らない・認める」を実践しています。
TOECには、カウンセリング・キャンプ・幼児対象のフリースクール・小学生対象の自由な学校があり、今もその現場に立ち続けています。
http://www.ne.jp/asahi/outdoor/toec/

会場のひとりひとりに語りかけるようにお話する伊勢達郎さん。

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いろんな経験談やエピソードをまじえながら、子育てについて、TOECについて、わかりやすくお話してくださいました。

達郎さんのお話の内容を、一部掲載させていただきます。


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今日、この場に貴重な時間とお金を投入して来ていただいて、ありがとうございます。
なにかしらアンテナに引っかかるものがあって来ていただいた、それだけでこの場がなにかつながり感を持っている。
ただもし、今この場所になにか違和感を感じている方がおられるなら、その違和感をぜひ大切にしてほしいと思います。



今、社会全体がパッケージ化されている。効率的に結果がでて、わかりやすいものがほとんどで、まるで工場のようになっています。
教育までもがそうなっており、自然体が大事であると言いつつ、自然学校ですらマニュアルをもってパッケージ化されていることが多い。

でも、教育、こころ、命、深いところの肝心なところは、そんな簡単なものでしょうか。
自動販売機で出てくるように、自然体験が多いから、こうなりました、と言えるような単純なものではないことくらい、子育てを経験されている人ならわかると思います。

森の中でのびやかに育ちましょう、主体性を尊重しましょう、と聞こえのいいことはどこもうたっています。
肝心なのはそう論じたり、うたうことではなく、軸になる部分、背骨の部分がどういうあり方で、子どものいのちとどう接しているのか、が重要です。



TOECでは、はじめと終わりだけ全員集合して、あとは特に決まっていることはありません。
朝の会では、3つのことを聞きます。

1)「困っていることはない?」
いやなこと、できないこと、どんなことでも、その感情がでてきたことをそのまま受け止める。
その後、どう行動するかは、まったく別の次元のこと。
助けてほしいときに、助けを求められることが、自立への第一歩となる

2)「今、伝えたいこと」を聞く

今、言いたいことをお互いに聞きあいます。
また、TOECからも伝達する必要があることを伝えます。

3)「今日はないがしたい?」
幼児だと「泥遊びがしたい」など単純なことが多いけれど、小学生ともなると、それがプロジェクトとなっていきます。
ときには、なにもしたくない、でもいい。必ずしも言った通りにしなくてもいい。

子供たちは、自分の時間を自分でデザインしていく、自分を表現するという体験を積み重ねていきます。
 
 
 
子どもにはもともと生きる命、なにかをつくる力があります。
それは、箱にはいっているジャガイモの芽が、光のほうへぐんぐん伸びていくような力強いものです。

子どもは、工場のように指導してどうこう作る対象ではなく、育っていく主体なのです。
育つ場をどう保証するか、余分なことをしないように、必要なことを、過不足なくするということが私たちの役目だと思います。


 
これは、言われたものを全て与えるということとは全く違います。
自由に慣れていないと、枠から外れることを自由と思い込んでしまうのです。

自分たちがやりたいことをやれる場所と保障し、自然と調和する環境を用意したら、
本当の意味での協調・調和が育っていくものだと思います。

子どもたちが自分で判断する力を持ち、自由を使いこなせるようになっていく。
自由を扱える訓練をしているのです。
そうすることで、子どもたちの持っている、ものごとに対する意欲や集中力が育っていくのです。


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その後、10分ほど、3人~4人組になって、感じたことをシェアしたり、達郎さんに質問したいことについて、話しました。
会場に響く声も徐々に大きくなり、みなさんいろんなことを感じ、話していたようです。


多様性があることの大事さをなんどもおっしゃっていた達郎さん。

温度差があったり、考え方が違ったりしても
「こどもがどう育って行けばいいのか」と一緒のテーマについて考えるときには、
みんなが同じテーブルについて、話すことができます。



まんまるのスタッフたちも、
浮かんできた気持ちをそのまま伝えられるような、多様性を認めながらお互い成長できるような、
そんな場所を作っていきたいという思いがよりいっそう強くなりました。


子どもたちだけでなく、お母さん、お父さん、近くに住む方々など
大人たちも集って話せる機会も作っていこうと考えています。


一緒にまんまるを作っていきたいという方、関わりたいという方、大募集中!なので
ぜひ、まんまるに遊びにきてくださいね。



開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
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