まんまるな日々

210429  まんまるオノマトペ

「ねぇねぇ、見て見て~」

やっくんの指さす先には、大きな水たまり。

「ほら、ぐるぐるしてるんだよ。」

よく見ると、水面の小さな落ち葉のカケラや竹チップのかけらが動いている。


「こっちはね、”ぽかぽか”しているんだ、ほら。」

す~くんが竹のコップを逆さまにして、水にくっつけている。

う~ん、私の辞書の中の”ぽかぽか”とは、どうやら違うらしい・・・。


よく聞くと、水面に当たる瞬間に出る音が、”ぽかぽか”なのかも、たぶん!


「わ、ぶくぶくって言ったよ。」

今度は、竹を水に入れてみたら、先から空氣が出て、
ぶくぶく言ってるのをやっくんが見つける。

楽しくなったから、何度か繰り返してみるけれど、
うまく”ぶくぶく”になるのは毎回ではないみたい。
でも、うまくいかないから、それがまた不思議で、またやってみたくなる。


たくさんの”やってみたい!”が、たくさんの音を生み、たくさんのオノマトペを産みだしていく。

たっぷりの恵みの雨を、耳で、体で、思い切り楽しみました。


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210428  観察眼

「大変だ!茶色の煙が出てる!」

雨で少し肌寒くなったから、焚き火をはじめた、いっくん。


「今まで、何回も(焚き火を)やってきたけれど、こんなの初めてだ!」

枯れた竹からいつもの白いのとは違う色と濃度の煙があがっている。


「あわわ、こっちはあぶくが出てきたよ。」

さっき薪用の長さに自分で切った竹も、まだ水分を含んでいたみたい。


小降りになったり、雨が降っているのに太陽が出たりと不思議な天氣の中、
焚き火を絶やさないように、薪をくべ続ける。


「わ、今度は火が丸まって、穴の中で竜巻になってるよ!」

竹の割れ目から炎が竹の中に入り込み、丸くなる様子に興奮する。


別の遊びをしていた子達も、何事かと集まってきて、

「ホントだ~。竜巻だ~。」と、盛り上がる。


大発見を共有する仲間がいるっていいね。
焚き火のあたたかさと、仲間のあたたかさを感じる雨のまんまるでした。

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210427  愛しのサクランボ

「ここに植えよう!」

今日は、たわわに実ったサクランボをみんなでむしゃむしゃ。

高いところについている実ばかりで、採るのにはと~っても苦労した。

だから、種を植える場所を思いついた。


「ここなら、ここ(コンポストトイレの階段)があるから、簡単だね。」

「こっちでも、この木(登りやすい低いところに枝が広がっている木)
 があるから、取りやすいね。」


このサクランボの木の物語は、こんなに小さい種から始まっていることを、知っている。
その成長を想像することができる。

実はこれってすごいことなんじゃないかなと、思ったりする。


どうやったら、自分の背の3倍くらい高い場所にある実が採れるか・・・、
2個しか採れなかったサクランボを、「食べたい~」の大合唱の中でどうするか・・・、
先に目をつけていた実がなかなか採れなくて、
他の子が苦労しながらも採り、どちらが食べるか・・・


今日は、サクランボにたくさんの学びをもらった1日でした。


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210422 涙が乾くまで 

「どうして泣いちゃたんだろうねぇ。」

涙が止まらないお~くんの傍らで、とっくんが不思議そうに見つめる。


「どうしたの?」

ちょうど水を飲みに来たこっくんも、顔を覗き込む。


涙があとからあとから出て、言葉で説明するどころではない、お~くん。


「あ、でも、目が開いてきたよ。」

ぎゅっと目をつぶって泣いていたのに、ホントだ、薄目を開けている。


泣きやませようと必死になるわけでもなく、ただただ傍にいる、とっくん。


「あ、僕を見てる感じ!」

お~くんが自分の方を見てくれてる(ような氣がする!)だけで、なんだかうれしい。


「あ、涙、止まってきたね。」

水筒の絵柄の名前を当てっこしてきたら、お~くんも同じ輪に入ってきた。


ゆっくりでいいんだ。
自分のタイミングで、泣きたい時に泣きたいだけ泣いたらいいんだ。


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210420  森ごっこ

いつもより大き目な水たまりの前にしゃがみ込む、とっくん。

「ここはね~、森なんだよ。」

隣の水たまりから水路を枝で掘り、水の流れをつくっている。


「ねぇ、あじめちゃん、森ごっこしよう。」

「いいよ~」

OKをしてみたものの、森ごっこって何だろう。
私は、何役をしたらいいのだろう。

とっくんの物語がどう展開するか待ってみても、設定は謎のまま。



相変わらず水をのぞき込み、今度は、かき混ぜた水がぐるぐる回るのを指さして、

「ここはね~、動物園なんだよ。ぐるぐる動物園。」


傍らのお~くんは、色んな葉っぱの船をそっと浮かべて楽しんでいる。


「雨だよ!雨が降ってきたよ~!」


スプーンで水を跳ね上げて、今度は森に雨が降る。


「こっちには、橋をつくろうっと。」

は~ちゃんとひっちゃん、らっちゃんが枝や竹を持ってくる。


それぞれに展開する遊びの広がりに、ただただ感心するばかり。
想像の世界は、無限なのである。

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開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
ギャラリー
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