まんまるな日々

200908  聴く

「新しい靴やねんで。」
「髪切ったの、ず~っと見せたくて、楽しみにしてたんやで。」
「水筒が(新しく)変わったんやで!」

夏休み明け、1か月ぶりのまんまるっ子達は、
みんな少しずつ大きくなって、相変わらずキラキラ。


「焚き火、しよーやー」

台風の大風で落ちた枝がたくさんあったので、薪はすぐ集まる。

「俺、マッチやりたい!」と、あっくん。


「でもな~、椅子があった方がいいねんけどな~」

「そうか、取ってくれば?」と返すと、

傍らにいたあっちゃんが、たたたっと走り、椅子を手に戻ってきた。


「お~、聞いててくれたんか~。」

自分の氣持ちをわかってくれた仲間に、にっこりのあっくん。
あっくんの願いをかなえてあげられて、こちらもにっこりのあっちゃん。


お互いの氣持ちを、たっぷり聴き合いながら、また楽しい日々を重ねていこうね。

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200806  涙のわけ

うつむいたまま、お玉でお鍋をぐるぐるかき回す、かっちゃん。

さっきまで、数人でわいわいおうちごっこをしていたのに。



「かっちゃん、何作ってるの?」と聞きに行ったら、涙があふれた。

泣き声を聞きつけて、
「靴、代えよっか?」とひ~ちゃんが駆け寄ってくる。

最近流行っている、靴や帽子、洋服の交換。
ひ~ちゃんが、代えっこした靴を元に戻そうかと提案してくれているのだ。


でも、かっちゃんの涙は止まらない。

「ひっちゃんと、靴を代えたくなかったの?」と聞いても、首を振る。


しゃくりあげているから、何を言っているか正確には聞き取れないけれど、
「ぼうし」という単語が聞こえてきた。

「帽子を交換して、自分のをかぶりたいの?」と聞くと頷くので、
ひ~ちゃんは、あわてて自分がかぶっていたかっちゃんの帽子を差し出す。

自分の帽子で涙をぬぐい、水筒の水を飲み、少し落ち着いたかっちゃん。


でも、お弁当を食べる氣にはならず、みんなに先に食べていてもらうことにした。

かっちゃんの様子を氣にしながらも、ひ~ちゃんは別の友達とお弁当を食べ始めた。


しばらくすると、みんなから少し離れて、背を向けて、
あじめと二人きりで、お弁当を食べることにした。


お弁当パワーで少しずつ涙が乾き、冗談も言えるようになってきた。


氣がつくと、ひ~ちゃんと二人でまたブランコに乗っていた。
また帽子も代えっこしていた。


黒か白かではなく、ごめんねと言い合ったわけでもなく、
居心地の悪さをじんわり味わった後にでも、また同じように笑える仲間がいる。
たくさん心を揺らしながら、森での時間は、ゆっくりと流れていきます。

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200804  木との対話

「そっち持って~」

森中から探し出した材料を、力を合わせてひっぱり、引きずり、
お家の建設が始まった。

中には、自分の身長の倍くらいの長さの枝、胴回りと同じくらいの丸太も。


「うわわわ~、倒れる~」


太い丸太を2本立てて、上に少し細めの枝を渡して、
せっかく玄関アーチっぽくなったのに・・・。


倒れた丸太を起こして、何度でもチャレンジ。

でも、地面が凸凹なのと、丸太の断面が水平でないこともあって、
なかなかバランスが難しい。


丸太を抱えて立てながら、ひ~くんは、
「僕たちはな、お家がつくりたいねん。
だから、(あなたが)倒れてはだめなんだ。
わかったか?」
と、丸太に言い聞かせる。

りっくんも、
「また、倒れたら、怒るぞ!」


すると、どうだろう、今度はピシッと立った!

かっちゃんが
「いいね!」とすかさず丸太をほめる。

「ちょうどいいね」と、こうくんも。


この後、お家づくりはロープで結んで骨組みが補強されたり、
シートの屋根がかかったりと、どんどん発展していきました。


まんまるっ子達は、木とも話ができるんだ。

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200729  形になる

「ノコギリ、使うね~」

ひ~くんが手にしていたのは、先がY字になっている枝。

最初は、巨大蚊取り線香としての焚き火をしていた。
その時に、Y字になっていた薪を見つけて、ひらめいたのが始まり。


りっくんにしっかり押さえてもらって、あっという間に枝をいい長さにカット。

元からあった枝と反対側の焚き火の端に立てた。

「これがいいかな~。ちょっと細いか。
 これがいいと思う?ちょっと長いか。」

楽しそうに相談しながら、選んだ竹をこれまた欲しい長さにカット。

Y字の枝と枝の間に置いたら、焚き火の上にやかんがかけられた!
最初はちょっと薪にやかんのお尻がついてしまったので、レンガで高さを調節。

「僕はね、冷たいご飯がやなんだよ。
だから、これでチャーハンつくりたいな~。」とアイディアが飛び出したけど、
さすがにやかんでチャーハンは難しいかもということになり、

「じゃ、お水入れてみる?」

「お湯になるんじゃない?」

「じゃ、お茶つくろう!!!」

森の端っこの、ヨモギとカキドオシを採りにいくことに。

「ミントもいれる?」

「いいね!じゃ、採ってくる!!!」

思いついたらすぐ実行!とばかりに、あっくんが駆け出して行く。


「匂い、する?」

「ちょっとお茶みたいな色になってきたんじゃない?」

「味見してみる?でも、熱いね。
 コップ取ってくるわ!!!」とりっくんもダッシュ。

味見だけのつもり(?)が、「うま~い」の声に、みんなが集まってくる。


「おいし~」の声、みんなの笑顔に、

「僕のアイディアで、みんな集まって来ちゃったね!」

体の横で、両手を小刻みにはばたかせ、ジャンプを繰り返す、ひ~くん。
もうね、うれしくて、うれしくて。


アイディアが形になって、みんなの笑顔が生まれる経験、いっぱいしてほしいなぁ。

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200728  智慧をしぼる

「ねぇっ、ロープ使わせて!!!」

ヤッホーテラスの上から、ふっくんが下で遊んでいたは~ちゃんに声をかける。

は:「え~。

   今、使ってるから、ちょっと待ってくれたら、貸してあげる。」

ふ:「いやだ!今、貸して!」

は~ちゃんの傍らで遊んでいたあっちゃんが、
「さっき、私が使ってたやつ、使ってないから、そっちなら貸してあげるって言いな。」
と、アドバイスする。


は:「さっき、あっちゃんが使ってたやつ、使っていいって!」

は~ちゃんが、そのロープを取りに行き、掲げて見せる。


ふ:「え~、やだよ。
   濡れているのじゃないのがいいんだよっ!」

代替案を色々考えて、は~ちゃんは提案するけれど、どれも受け入れてもらえない。
お互いに自分の氣持ちは言い合いながら、やりとりは続く。

すぐに解決策がでなくてもどかしいけど、
「貸~し~て」「い~い~よ」じゃないところも、いいなと思う。


しばらくすると、
「じゃあ、これ、使っていいよ。」と、は~ちゃんがふっくんにロープを渡す。

自分のロープを手放して、あっちゃんが使っていた濡れているロープにするのかと思ったら、
「これ、使っていい?」
と、子どもの日に身長を刻んだ角材を結んでいたロープを、新たに見つけた。


第3(?)の案を見つけ出したは~ちゃんは、
「プリキュアのブローチをつけておくベルトが必要なのよ。」と、
ニコニコ遊びに戻っていった。

ロープをゲットできたふっくんの遊びも楽しそう。


保育終了後に保育者で話したら、それぞれに傍らでもやもやしていたことが分かったけれど、
保育者が2人の言動をジャッチしたり、余計なアドバイスをせずに済んでよかった。

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開催場所
淡路島の真ん中にある里山プレーパーク淡路島マンモスで開催しています。
詳しくは下記リンクからご覧下さい。
淡路島マンモス
Googleマップ
ギャラリー
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