まんまるな日々

なんの道でもない!!

イノシシの道に行きたい!と言うのでまんまるのフィールドの奥の奥の奥にあるイノシシの道というところに行くことに!
私は行ったことがなかったのでワクワク(^^)

小さな子から大きな子まで10人いると進む速度も興味も通れるところもバラバラ…
いつも通り先頭争いもあるし、こっちで遊びたいもある…

なんやかんやでいざイノシシの道に入ってみると!
これは!!
イノシシの道なのか?!
うおーーーー!!ささやぶの中を無理矢理通っているだけでは?!?!
うしろ大丈夫かーー!前大丈夫かーー!
声をかけながらびしびしがさがさ一列で進んでいると年少さんのみっくんが立ち止まって動かない。
進んで!っというと「おらないと」とつぶやきながら一生懸命自分の足元の笹を踏んでいた。
え!!こんな中ほどで!?ここまでもぼうぼうやったけど?!進んでーーー!

白い家を発見し、イノシシのうんちを越え、いばらをかいくぐり、新しい道を進んで大冒険の一日でした!

午後には美味しい差し入れも♡

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こころ

桜のつぼみ

まんまるフィールドにはさくらんぼの木がある。桜の花に似てるけれど、ちゃんとさくらんぼの実がなるのだ。

桜よりも一足先に咲いて、今日はさくらんぼの木の下でお花見気分でお弁当を食べた。

桜の木の近くで、長い枝の先に泥をつけて振り回し、泥飛ばしを楽しんでいたよーくん。

それを見ていたやっくん「絶対に桜のつぼみには泥つけるなよー!」

桜の“花”じゃなくて“つぼみ”なところに考えさせられた。

桜を泥で汚してはいけないよ、という意味だったら“花”という言葉になると思う。
“つぼみ”という言葉に、今から咲こうとしているのに泥がかかっては咲けないのでは、と桜を心配するやっくんの気持ちを感じた。

去年の夏に、やっくんが友達と一緒に死んだカエルをつついて楽しそうに遊んでいるのを見て私はショックだった。
かわいそうとか、カエルが潰れて気持ち悪いとかいう気持ちをこの子達は持たないのか?子どもってそういうものなのか?
一体いつ頃から、かわいそうという気持ちを持つようになるのか?と不思議に思ったのだった。

その子が、こんなふうにつぼみを心配する繊細な気持ちも持っている。
残酷とか、優しいとかいう言葉では言い切れない世界にいるのだろうか。子どもは本当に不思議だ。

子どもがどういう目で自然を見ているのか、どうしたら知ることができるんだろう。

保育者 まり
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240312 じっくりじっくり

焚火で温めているフライパンの中には、拾った椿の花がのっている。

それをじっと見つめるさ~ちゃん。

 

焚火の傍を離れる時は、近くにいるみっくんやあじめちゃんに、目を離さないよう見てもらう。

 

花びらに熱が伝わり始めると、じわじわと変化する椿の花びら。

 

さ:「あれ、なんか小っちゃくなってる!」

み:「え?」

 

さ:「あ、紫になったー!!ちょっとここはオレンジ。」

み:「えぇ、ここは黒くなってるで?」

さ:「ちょっと焼きすぎちゃったら、黒くなるんだ。」

 

み:「(花びらを持って)パリパリ言うよ。」

さ:「あぁ、優しく~」

み:「大丈夫だよ、ほら~」

 

 

形や色が変わっていることが分かると、今度は鼻をくんくん。

さ:「はっ!焼き芋のにおいや!!」

み:「えぇ~?!(嗅いでみて)お芋や!」

さ:「焼いたらお芋になるんだ。」

 

 

まだまだある椿の花びらを焼いていると、

さ:「さっきの出来たやつ、どっかいっちゃってん。」

い:「あ、あの焼き芋の香りの?」

さ:「うん。」

  「あっ!誰かが焼き芋だと思って、食べちゃったんかな~」

 

 

 

別の所では、池をつくるために小さなやかんで水たまりの水を汲み、こぼさないよう長い距離を運び、掘った穴に溜めてはまた水を汲みにいくということをずっと繰り返すた~くん。

 

好奇心をじっくりじっくり温めて、やりたいことをじっくりじっくりやりきって、さらに心躍る。

この時間って、本当に素敵だな。

 
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保育者:いそ

行ってらっしゃーい!

3/8(木)
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「ねえ、宇宙ってどうやって行くんかな?」
ブランコをしながら、いっちゃんがなんとなくつぶやいた一言。

「やっぱ、ロケットに乗っていくんちゃう?」
「宇宙人ているのかな?」
「淡路にはちょいちょいUFO来てるらしいで」
「えーーー!!!」

こんな会話をしながらブランコしてたら
いつの間にかブランコがロケットになっていた!
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ぐるぐるぐるぐる
回して回して〜
3 !2 !1!
「行ってらっしゃーい!!」
みんなで見送るロケットが発射!
すごい勢いで回るブランコ。ではなくロケット!

遠心力でポーンポーンと靴や帽子が飛んでいく。
ロケットは宇宙に出る時に機体を切り離していくらしいからね。

想像力豊か過ぎてどこにでも行けるまんまるっ子達。
今日は宇宙旅行してきたようです。

保育者 まり
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おはな探検隊

今日は帰りの会で誕生日会があるから、誕生日ケーキを作ろう!ということに。
めっちゃんときーちゃんはトロトロ(泥)でケーキの土台を作ってくれた。

ケーキを飾るお花がほしいので、女の子達4人で探しに行こう。
今の時期は椿や水仙がたくさん咲いている。

森の中にも探しに行ってみよう。
あっちの道がいい、こっちの道がいいと揉めたけれど、はーちゃんだけが行ったことがある道を行くことにした。
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女の子達の探検隊は、ぬかるみで滑りやすくなっている道を気をつけながら進む。

陽が当たる少しひらけた場所にでた。緑の草が生えていてきれいだ。
木の上からたくさんのツルが垂れ下がるのを見上げるめっちゃん。
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「見て!恐竜の口が動いてるみたい!」
めっちゃんには絡まり合ったツルが恐竜に見えているようだ。ツルを引っ張ると恐竜の口が動くんだって。

みんなも恐竜の世界にひきこまれて、ここは恐竜の国になった。
「恐竜さん、一緒にあそぼう」
ツタにつかまってユラユラ。恐竜の背中に乗せてもらって遊ぶ。
女の子だけのせいか、みんな優しい恐竜の国。

もっと遊んでいたいけど、ケーキを作る時間がなくなってしまうのでまた明日。
「恐竜さーん、ありがとう!」
「また明日ね!」
女の子だけの探検、楽しかったね。

森から帰ると、いつもずいぶん遠くまで行ってきたような気分になる。森は空気や時間の流れが違うのだろうし、何より子どもがいろんな世界に連れていってくれるおかげなんだろう。

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素敵なケーキもできて、誕生日のお祝い。
干し柿の絵本を読んで作りたくなってみんなで作った干し柿を食べながら。とっても甘くトロトロにできてておいしかった!
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保育者 まり
開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
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