恵みの雨がぱらつく中、2020年度の卒園式を、無事に行うことができました。

まんまるっ子達の汗と涙とヨダレと、こぼしたお弁当や水筒の水たちが、
たっぷり(!)染み込んだ、淡路島マンモスの森での日々。
立ち上げから6年目の、一区切りの日でもありました。

お互いの弟が卒園児と在園児だったこともあり、
一期生の2人が久しぶりに森で顔をそろえた、ミラクルな日にもなりました。

たった2名の園児と家族で始めたまんまるも、
今日は小さな弟や妹を合せて30名以上の子ども達と、
50名近い大人たちが集う、大きな大きな家族に。


熟考の末、ユニークな場所に飾られた、ガーラントたち。
年長児が自分で漉いた和紙の、「応援約束証(卒園証書)」。
思い思いのリズムと音程で歌う、一斉練習は一回もしていないけど素敵すぎる歌。
子ども達が火をつけて、薪で炊いた5升のお赤飯は、からっぽに。


お昼ご飯の後は雨も上がって、最後の一瞬まで、森を遊び尽くした遊ぶまんまるっ子達。
最後は、6年分の想いをこめて、森の神様と仲間たちに、「ありがとう」を言いました。


4月からは、新しいフィールドで、どんな物語がはじまるのか、わくわくします。

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6年間、振り返ればあっという間だった氣がするけれど、
決して薄っぺらではない濃ゆい日々を、森に守られて過ごすことができました。
日々、フィールドを管理してくださった、淡路島マンモスの皆さん、
素敵な森で遊ばせてくれて、本当にありがとうございました。


森のようちえん まんまる を巣立つまんまるっ子達が、
どうかどうかこの先もずっと、
心も体もまるごとありのまま受け止められる、世界でありますように。
まっすぐで、キラキラのそのまなざしが、そのままでありますように。

あなたたちと森で過ごす時間から、たくさんのことを氣づき、学ばせてもらいました。
私たち大人も、その背中を見て育ち、これから森の時間を過ごすまんまるっ子達も、
あなたたちを誇りに思います!
一緒に遊んでくれて、ありがとう!卒園おめでとう!

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