スカッ・・・

マッチを擦ろうとしたら、空振り。

思わずあ~ちゃんと顔を見合わせる。

たったそれだけのことで、なんだか笑いが止まらない。


「ダメだったね~」「ね~」


「もう、笑っちゃうと、手が震えちゃって、もっとダメだよ~」

マッチとマッチ箱を持ったまま、ひとしきり体を震わす(!)あ~ちゃん。


そこに、火吹き竹で、息を吹きかけてくる、し~くん。


「もう、まだだってば~、わははは」

そしたら、し~くんも笑っちゃって、火吹き竹を吹けなくなっちゃった。


「も~、頑張る!!」と、再度マッチを擦ろうとすると、

「ありゃ?折れちゃった!」
「も~、なんで折れるのさ!」

で、またまた大笑い。


淡路島マンモスの森で、いったい何本のマッチを擦っただろうか。
いつもいつも、楽しい、温かい空間をつくってくれた、焚き火に感謝。

明日は、いよいよ6年間お世話になった淡路島マンモスの森を巣立ちます。
立派に焚き火ができるようになった年長さんたち、お赤飯を炊く用の焚き火、よろしくね。

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