「うわ~ん。おなかすいたバブー。」

おうちごっこをしている元氣な元氣な赤ちゃん(役)たちの泣き声が、森に響く。
赤ちゃん4人に加え、お姉ちゃんや猫ちゃんもいて、お母さんは、大忙し。


そして、おなかがすきすぎると、赤ちゃんたちは向かいの粘土のお団子屋さんへ、
猛ダッシュなハイハイでやってくる!

だから、泣き声を聞いた粘土のお団子屋さんも、氣が氣ではない。


お店の商品づくりをゆっくり楽しんでいても、
「パイパイ~!!!」と、泣き叫ぶ声が聞こえたら・・・

「あ~も~、おっぱいを作ればいいのか、ミルクを作ればいいのかわからない~。
でも急がなくっちゃ!」

親指の周りに粘土をくっつけて空洞をつくり、コップのようにする技術を編み出した。


おなかがすいた赤ちゃんたちが、売り物でないものまで取ろうとしたら・・・

「それは、だめバブ!」
「あ、僕は赤ちゃんじゃないのに、バブがうつっちゃった・・・。」

と、大笑い。


それにしても、架空の名前やら、家族構成やら、
とても複雑な物語の設定を、みんなで共有しているってのも、すごいなぁ。


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