「薪、集めに行こう!」

いっくんはずんずん行くけれど、年下のひ=ちゃんは斜面が怖い。

「手、持ってあげるからさ、大丈夫やで。」

平らなところに無事に足がついたのを見届けると、手を離してすたすた。


やっぱり着火剤になる杉の葉(すぎっぱ)も採ろうということになり、
いつものポイントへ。

「これがな、杉の木なんやで。この葉っぱがな、ちくちくでな、よう燃えんねん。」

実際に幹を触ったり、葉っぱを握らせたりと、丁寧に説明する。


「いっぱい取っちゃうと、重たいし、これくらいでいったん置きに行くか。」

「ひ=ちゃんも通れる道をいくからな、大丈夫やで。」


険しい近道ではなく、みんながいつも通るちょっぴりだけ(!)平坦なルートを選んでくれる。


きっとひ=ちゃんがお姉ちゃんになった時には、同じように下の子にしてあげるんだと思う。
こうやって、まんまるのやさしい文化が受け継がれていく。

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↑ 穴が開いてしまったハンモックを、新しくつくってみることに★
買えば簡単だけれど、どうやってできているのかも見て欲しかったから。
すぐに出来上がらないけど、だからこそその工程が楽しいのだということも、感じてくれたかな~。