「ひゅ~ん、ががががが。」
大きな音を立てて、全速力でサンダーバード達が駆け回る。
最初は、レスキューごっこだったけど、しばらくすると、なぜかいたずら集団に。
保育者をくすぐりに行って、走って逃げたり・・・。
「あはは~、今度はこれもこわしちゃえ!」
勢い余って、こ~くんが作って売っていたお店の土団子もぐしゃぐしゃに・・・。
すると、
「えぇっ、それは悲しいんじゃないか?
こ~くん、大事につくっとったで。」
と言われ、ハッと我に返り、やりすぎたことに氣づく。
急いで崩れた団子を固めようとするけれど、一度壊れてしまった乾いた団子は、
なかなかまとまらない。
こわしてしまった1人が報告に行き、急いで自分のお店に戻ったこうくんは茫然。
「もう一度、つくろう!
材料は、イノシシパウダー(とみんなが呼んでいる、ある場所の土)と水やんな?」
こうくんの様子をみて、さらにまずいことをしてしまったとの認識を強めたみんなは、
ボールとお玉を片手に、土取場に走っていく。
四角、三角、丸の3種類のお団子を全部こわしてしまったので、全てを作り直し。
「意外と、三角って難しいな。」
「でしょ~?僕は、みんながつくったのをさらに進化させている!」
いや~な感じを解消しようと頑張っていたら、それ自体が楽しくなってきた。
「えっ、ウサギか、かわいいな。」
「あ、ピカチュウのつもりだったんだけどね、えへへ。」
何より、自分の作品をこわされてしまったことをいつまでも引きずることなく、
目の前で起こることを楽しんでいるこ~くんの態度が、新たな展開を産んだのかもな~。
大きな音を立てて、全速力でサンダーバード達が駆け回る。
最初は、レスキューごっこだったけど、しばらくすると、なぜかいたずら集団に。
保育者をくすぐりに行って、走って逃げたり・・・。
「あはは~、今度はこれもこわしちゃえ!」
勢い余って、こ~くんが作って売っていたお店の土団子もぐしゃぐしゃに・・・。
すると、
「えぇっ、それは悲しいんじゃないか?
こ~くん、大事につくっとったで。」
と言われ、ハッと我に返り、やりすぎたことに氣づく。
急いで崩れた団子を固めようとするけれど、一度壊れてしまった乾いた団子は、
なかなかまとまらない。
こわしてしまった1人が報告に行き、急いで自分のお店に戻ったこうくんは茫然。
「もう一度、つくろう!
材料は、イノシシパウダー(とみんなが呼んでいる、ある場所の土)と水やんな?」
こうくんの様子をみて、さらにまずいことをしてしまったとの認識を強めたみんなは、
ボールとお玉を片手に、土取場に走っていく。
四角、三角、丸の3種類のお団子を全部こわしてしまったので、全てを作り直し。
「意外と、三角って難しいな。」
「でしょ~?僕は、みんながつくったのをさらに進化させている!」
いや~な感じを解消しようと頑張っていたら、それ自体が楽しくなってきた。
「えっ、ウサギか、かわいいな。」
「あ、ピカチュウのつもりだったんだけどね、えへへ。」
何より、自分の作品をこわされてしまったことをいつまでも引きずることなく、
目の前で起こることを楽しんでいるこ~くんの態度が、新たな展開を産んだのかもな~。