「うっわ~、ここにも双子ちゃん」

「ここには、よん子ちゃん」

先週までは氣がつかなかった、たくさんのキノコたちが、
葉っぱの影や、斜面、丸太の陰ににょきにょき。

雨水を集めたり、斜面をダッシュしたり、川をつくったり、
他の遊びをしている時には全然目につかなかったのに、
1つ見つかると、次々見つかるから、不思議。

「ピンクちゃんもいるわよ。」

「じゃがいもちゃんも!」

「あそこのは、1つだけ白いね。」

食卓に並ぶキノコのイメージにぴったりな子もいれば、
みんなの顔より大きいサイズのカサをもつ子も。
明らかに違う種だけを数えても、5種類以上はある。


「割ってみる?」

フライ返し(!)が振り下ろされると、見事にまっぷたつ。

「わぁ」

割って見なければ出会えなかった、感触、色、香り、新しい形。

同じ場所で遊ぶことは、自然の移ろいを日々感じることができるアンテナを磨いていく。

DSCN9517