「ねぇ、ねぇ、どっちがいい?」
差し出された、き~くんの両の手には、何ものってない。
「触ってみて~。」
どうやら、手のひらを触って欲しいみたい。
子どもの意図が見えない時、大人の目線やとらえ方と違うことも多いので、
不用意に「○○だね~」などの感想を言わないようにしているので、
「なになに?」とだけ、聞いてみる。
き:「ほらね、どっちがいい?」
あ:「触った感じってこと?」
き:「そうそう」
右手は、なんとなくしっとり。
左手は、サラッとしている。
あ:「う~ん、こっちかな~」
き:「ふ~ん。
こっち(左)は、焚き火の煙にあてて、
こっち(右)は、こうやって、ぐるっと回ったんだよ~」
ニコニコしながら、雨に濡れた木の幹をつかんで、ぐるっと一回転。
近くにいた子にも、手を触ってもらって、意見を聞いて回る。
好みはそれぞれだったけど、みんな右手と左手の感触の違いがわかってるんだなぁ。
この微細な違いを発見して、おもしろいと思う感覚が、
日常のささいなことをおもしろがって、
毎日を自分で楽しくする力につながっていくと思うのだ。
差し出された、き~くんの両の手には、何ものってない。
「触ってみて~。」
どうやら、手のひらを触って欲しいみたい。
子どもの意図が見えない時、大人の目線やとらえ方と違うことも多いので、
不用意に「○○だね~」などの感想を言わないようにしているので、
「なになに?」とだけ、聞いてみる。
き:「ほらね、どっちがいい?」
あ:「触った感じってこと?」
き:「そうそう」
右手は、なんとなくしっとり。
左手は、サラッとしている。
あ:「う~ん、こっちかな~」
き:「ふ~ん。
こっち(左)は、焚き火の煙にあてて、
こっち(右)は、こうやって、ぐるっと回ったんだよ~」
ニコニコしながら、雨に濡れた木の幹をつかんで、ぐるっと一回転。
近くにいた子にも、手を触ってもらって、意見を聞いて回る。
好みはそれぞれだったけど、みんな右手と左手の感触の違いがわかってるんだなぁ。
この微細な違いを発見して、おもしろいと思う感覚が、
日常のささいなことをおもしろがって、
毎日を自分で楽しくする力につながっていくと思うのだ。