「今日は、ストローやさんやりたいねん。ハサミ貸して。」

剪定バサミを手にしたき~くんが、いい太さの笹を切り始めると、

「俺も、一緒にやっていい?」
と、あっくんが仲間入り。


「この横線(節)のところは、壁があるから、
ストローにはなんないねんで。」

節の存在をお構いなしに、長~いストローをつくろうとしていたあっくんに、
経験者のき~くんが教えてあげる。


「私も、ストロー欲しい~」
どこからか(ホントに、どこから嗅ぎつけてきたのかと思う!)、
他の子達もやってきて、き~くんのストロー屋さんに行列ができる。

太さも、長さもまちまちなストローは、
2人でジャンケンして、勝った方にくれるというルールになった。

誰かとジャンケンして負けても、どんどん次の相手を探せばいい。
最終的に、欲しかった人みんなが手にすることができて、にっこり。


笹ストローは、最初は中心は綿のようなものが詰まっている。
だから、穴の大きさに合せて、もっと細い枝などを使って開通させなければならない。

その材料探しに、またみんなが森にちらばっていく。

途中で詰まってしまったり、折れちゃったり、太すぎたり・・・。


「これ、使いやすいで」
「蔓を使うといいみたい」
「この枝は短いから、上と下の両方からつんつんするといいで~」

それぞれのチャレンジが、経験値となって、みんなで分かち合う。


出来上がったストローは、ヤマモモジュースを飲んだり、
冷たい空気(!)を吹きかけたり、水筒の中身を飲むのに大活躍。

絶妙な力加減、そして様々な素材やアイディアを屈指してつくる、森のストロー!
脱プラスチックの素敵な一歩だね★


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