普段、身に着けたり、目にしている模様に、
たくさんの意味が、願いが込められている事を教えてもらってから、
今日の型染め教室1回目がスタート。

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初めて使う染色用のふでの扱いを伝授してもらったら、
絵を描くことと染めの違いを楽しみながら、作品づくりが始まりました。

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型をどこに置くか、熟考する人、
どんどん色を置いていく人、それぞれに集中力がすごい。

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筆を持っている右手が着かれるかと思いきや、
実は型をおさえている左手が、疲れてきて、肩の力が入っていることに気づかされます・・・。
肩の力を抜いて、おしゃべりをするくらいの感じで色をのせていくと、
いい感じになるんですって。

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数種類の型、染料を組み合わせて、自分だけの素敵な型染めができました★

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ワークショップの2回目の様子です。
昔から使われている、浴衣の型を見せてもらいました。
職人さんたちの、見事な手仕事に、ほれぼれ。
日本の手仕事のクオリティーの高さを感じます。

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くにうみの里の利用者さんも、参加してくれて、にぎやかでした。

型を連続して使うことで、全体としてまた違った紋様が出来上がるのも、
型染めの醍醐味のひとつです。

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「失敗は、ないですよ~」
の原さんの言葉に、みんな勇気をもらい、制作を進めると、
偶然できた色、型の一部をつかって偶然できた紋様など、発見&発明もたくさん★

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同じ染料、同じ筆から生まれる、それぞれの世界。
色の濃淡、色彩など、作品には自分がでるんだそうです。

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最後は、伝統紋様、民族紋様に学ぶ型染め教室。

土器、土偶が作られた時代から、
脈々とつづく、紋様の歴史をオリジナルテキストで体系的に知ることができました。

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昭和7年に出版されたという、家紋がた~くさん載っている本も、
特別に見せてもらいました。
「葵」の家紋だけでも、とてもたくさんの種類がありました。
あじめの実家は、下り藤だったと記憶していますが、これもまた種類が多かったので、
今度確かめてみようと思います★

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一本の筆で、いろんな色を染めていく方法も、伝授してもらいました。
グラデーションも、素敵です。

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ぐぐっと集中し、たまに作品を離れて見て見たり、
他の方の作品も覗いてみたりしながら、思い思いの作品が仕上がっていきます。
真剣な大人、最高です!

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同じ型紙を使っていても、紋様を入れる位置、色彩、色の濃淡などによって、
本当にたくさんの表情を見せてくれました。
今日の作品が、皆さんの日常を素敵に彩りますように★


7月30日10時~の型染め教室、
15時30分~の型染めワークショップともに、
飛び込み参加OKです。
ピンと来た方は、ぜひご参加ください。
お待ちしています★