どろんこの遊び場の横を駆け抜け、田んぼの脇の坂道を駆け上り、
砂山をお尻で滑り降り・・・。


いろんな術や武器をもって、走り回っていたけれど、



「栗見つけた~」 の、り~ちゃんの声で、一時休戦。

さっきまでの走りっぷりがうそのように、小さな栗を囲んで小さな輪ができます。



「どうやったら、皮がむけるかな」

「こないだは、こうやったよ」 と、竹で叩く、そ~くん。


しばらくすると、
「そうだ!氷作戦だ!いけ!」と、
もう一人のそ~君が持っていた氷のビームがでる竹に、
みんなの熱い視線が集まります。



「びびびびび~」


「あ!穴、開いた!」


めざとく見つけたり~ちゃんが、その穴から力をこめて剥いていきます。

しょぼしょぼになった実が出てきた時には、みんなニッコリ。
ひとかけらずつの分け前を、大事そうにかじっていたり、
「お弁当の時に、残しておこぅっと」とポケット(!)にしまう子も。



きっと、みんなの熱い視線は、栗の鬼皮までも穴を開けてしまう力があるんだな~。

ぜひ、一番おいしい旬の時の味も、みんなと味わいたいな。


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