2021年01月

210127  ベストタイミング

「あじめちゃん、見ててや。」

自信たっぷりに、すごい斜面を駆け下りた、け~くん。
惚れ惚れする勢いだったけれど、途中で足がからまって、こちらも見事なダイブ!


こらえていた涙があふれだしたけ~くんに駆け寄ると、

「あっち行って。」


「痛かったな~、(泥んこになってしまった)上着、着替える?
(泥んこの)手、洗う?」

と聞いても、

「あっち行って。」

そりゃそうだよね、かっこいいとこ見せたかったのに、不本意すぎる結末・・・。


しばらく傍で、あ~ちゃんとケーキ屋さんごっこをしていたら、


「ジャンバー、脱ぐ。」

また、少ししたら、

「洗わなくていいねん。だんだんきれいになってきた。」

と、両手をこすり合わせて泥が少し落ちた両手をこちらに広げて見せる。


またまた少ししたら、

「ズボンだけ、着替える。ついてきて。」


そしたら、あ~ちゃんも、
「私も、さっき滑っちゃって、膝がどろんこだから、ズボン着替える!」とついてきた。

もしかしたら、あ~ちゃんはけ~くんが着替えるタイミングを待っていたのかも。


痛みが引いて、氣持ちも落ち着いた自分なりのタイミングで、次の行動に移りたいよね。
色々、先回りしちゃって、ごめん。


「もう、あれ、やらんとこ。」

手のひらに絆創膏をはったけ~くんが、ぼそっとつぶやいた。


DSCN1596


DSCN1592


DSCN1600

DSCN1602

210126  一苦労

「ねぇ、二刀流したい。」

「でも、茶色い竹しかないね~。」

「じゃ、採りに行こう!」


そう、まんまるの剣づくりは、竹を採るところから始まるのです。


長い長い竹を運ぶのは、1人では無理だけど、
いつの間にか、何人かついて来てくれていたので、みんなで運ぶことに。

「そっち持ってよ~。」

「重すぎ~、もう一人~。」

苦労しながら少し運ぶと、


「わ~、曲がれない・・・どうする?」

「こっちまで持ってこい!」

急カーブは、一度先頭をぐっと先に進ませて、
お尻の方を先頭に方向転換することにした。


でも、みんなが同じタイミングで竹運びに盛り上がる訳じゃなかった・・・。

「待て!ここにすごい穴があるぞ!」

「わ~、きれいな花が咲いてる~。」

「これ、カッポン(酸っぱい山菜)じゃない?」


途中で竹から手を離し、思い思いの行動に出る者、多数・・・。


「ちょっと~、そっちを持ってよ~。」とクレームが出ても、

「待って、待って、これすごいから!」と、
自分のタイミングじゃないと動かないのがおもしろい。


しばらくしてまた少し進むも、また他へ興味が移ったり、重くて手を離す子も・・・。

でも、「みんな~、助けに来たぞ~」
「俺に、任せろ~!!」

新たな助っ人が、森の方から駆けてくる。


どうにかこうにか工夫して、竹を森まで運んだら、剣づくりがやっと始まる。

自分の叶えたいことのために、智慧を絞り、助けを呼び、寄り道もする、
そんな過程に、たくさんの発見が潜んでいる。

DSCN1580

DSCN1589

DSCN1572

DSCN1569




210121  この前

「”おまえ”って、言ったらいけないんだぞ!」

仲良く遊んでいたと思ったら、急に険悪になった、ふっくんとき~くん。


き:「呼んだのに、聞いてないからだよ!
   聞いてもらえないのも、いやなんだよ!」

ふ:「だってそれは、いつもき~くんだって、聞いてない時あるだろ!」

き:「いつもって、いつのこと?」

ふ:「この前の時だよ!この前は聞いてなかっただろ!」

き:「この前って言ったって、時間は戻せないんだよ!」

ふ:「でも、この前もずっとやだったんだよ!」

き:「でも、だから、時間は戻せないから、しょうがないだろ!」


お互いに一歩も引かず、でも手は出さず、言い合いは続く。


き:「じゃあ、この前のは、あやまるよ、ごめん。」

ふ:「わかった。」


この後、両者が”今のこと”について謝りあったのか、
どんなやりとりで解決したのか、聞こえなかった。


でも、ふっと、ふっくんが笑って、つられてき~くんが笑った。

その後は、別々の遊びに入っていったけど、きっとお互い納得したんだと思う。
しばらくしたら、また一緒に遊び始めた。

常に”今”の氣持ちに焦点が合う場をつくっていきたい。

DSCN1547

DSCN1562

DSCN1567

DSCN1565









210120  違うな

「・・・!」

とっくんが楽しそうに使っていた枝を、無言です~くんが取った。


ケンカになるかなと思ったら、

「あげる!」

あっさりととっくんが言うから、す~くんは、目をぱちくり。

でも、うれしそうに、枝をぶんぶん振っている。


「これは?」

同じくらいの長さと太さの枝があったので、拾ってとっくんに、見せる。


「(前に持っていた枝と)違うじゃんか~」

これまたムッとするのかと思ったら、むしろ楽し氣に返事をする、とっくん。


でも、受け取って、今度は2人で、ぶんぶんぶん。


しばらくすると、横にした枝がブルドーザーに変身し、
小さな体で、大量の落ち葉を集め始める。

とっくんの姿を見て、とっても嬉しそうに、
「ブルドーザーじゃんか、ブルドーザー!ブルドーザー!」とはしゃぐす~くん。


こうなったら、ケンカになるという法則を
氣持ちいいぐらいに吹き飛ばす、まんまるっ子たちなのでした。

DSCN1532

DSCN1535

DSCN1538

DSCN1514




210119  日々、最新

「お~、こっち行けそうだぞ!」

ふっくんの視線の先は、ほぼ垂直!!!

どうしてこれを行けると思っちゃうのかと思ってしまうくらいの斜面。


「僕は、こっちにするわ~」

あ~くんは、ちらっと見上げて、少し角度の緩い(とはいえ、結構な斜面・・・)方へ。


垂直チームは、草をつかみ、根に足をかけ、蔓にしがみつき、
少しずつだけど、確実に登っていく。


後ろの子がおしりを押しながら、1人目のふっくんが登頂すると、

「ほら、俺につかまれ!」と、次の子に手を差し伸べてくれる。


苦労して登りきると、別の道から、あっという間に下りてきて、


「もう一回、のぼってやる~。」

「すげーな、俺たち、新しい道、つくったな。」

「な。」

と、また楽しそうに、斜面に抱きついている。

6年近くも同じ森で遊ばせてもらって、まだまだある新しい発見と創造が、
日々、まんまるっ子の目を輝かせる。

DSCN1483

DSCN1496

DSCN1507

DSCN1508







開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
ギャラリー
  • 210414  大地につつまれる
  • 210414  大地につつまれる
  • 210414  大地につつまれる
  • 210414  大地につつまれる
  • 210413  森の貯金箱
  • 210413  森の貯金箱
  • 210413  森の貯金箱
  • 210408  生きてるそうめん
  • 210408  生きてるそうめん