2017年01月

170131  そんなのはね・・・

「あじめちゃ~ん、来て~」


「ちょうどいいのが、できたんだよ」


まんまるっ子は、泥(通称:トロトロ)の品質にうるさい。


もっちゃんが見せてくれたのは、
ちょっともったりした感じに水と土が配合された泥。

「冷蔵庫のやつにね、ちょっぴりお水を入れたら、こんな風になったんだよ」


まんまるっ子は、次回のまんまるまでとっておきたい料理やトロトロは、
机の下が冷蔵庫という設定になっているので、そこに保存しておく。

今日は、それに、昨日の雨でたまった水をいれたのです。


「これ、カレーなんだよ」

と言うので、

「ニンジン入っているとうれしいのだけれど、入っていますか?」


と聞くと、


「ポップコーンをいれると、ニンジンになるのです!」



と、集めていたハゼノキの実を入れて、混ぜ混ぜ。



「え”~、そんなことってあるんですか?」  と質問すると・・・





「そんなのはね、

ウソなんですけどね、



ニンジンになるのです!!」


想像の世界と、現実の境を軽々飛び越えて、今日もたくさん遊びました★

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カレー屋さんの傍らで、焚き火の準備をしていたれっちゃんが、

「あ~、太陽でてきた~。

焚き火しなくても、あったかくなった~。


太陽、ありがとう~」


と、太陽に向かって、まぶしそうに目を細めていたのも素敵だったな。

森のようちえん☆すまっこのもり さんへ、遠足に行ってきました!

神戸市須磨区で、元気に活動している、森のようちえん すまっこのもり に、

橋を渡って、遠足に行かせてもらいました。


すまっこのもりの冬休みに、まんまるに参加してくれた子がいたことがご縁で、
念願かなった今回の遠足。


朝はパラパラ雨が降っていましたが、その雨のおかげで、
森の木々の彩がいっそう際立って、本当に素敵なフィールドでした。

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集合場所についたとたんに、どの子がまんまるっ子だかわからないくらいすんなりなじみ、
朝の会の歌、自己紹介の後、さっそくすまっこのもりの子を先頭に、冒険に出発!

先頭集団は、スタートから戦いごっこも楽しみながら、歩いていきます。

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どんどんと森は深くなり、巨大な蔓や、ふっかふかの落ち葉が楽しい斜面が現れました。

「こっちだよ!」

自分たちのフィールドを紹介する、すまっこの森の子たちの誇らしげな顔が素敵です。

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突如現れた、ぎざぎざの小山にも、さっそくよじ登ります。

降りやすいルートを教えてくれたり、反対側の楽しい斜面に誘ってくれる子も。

同い年同士で、初対面なのに息がぴったりあって、すぐに意気投合している子たちも。

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滑りやすい岩も、斜面も、全身を使って、歩いていくので、転ぶ子はほとんどいません。

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「小さい子がいるから、大丈夫かな」と言っていた、真っ暗なトンネル!

本当に真っ暗で、探検モード全開!

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天皇陛下に献上したことでも知られる、天皇池は、底がみえるほど澄んでいて、
魚を見つけたことがあることも教えてくれました。

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歩きだしそうな蔓、しゃべりだしそうな木も、子ども達を見守ってくれています。

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「おなかすいた~」の声で、お弁当の場所まで引き返し、お昼に。
たくさん歩いた後のおにぎりの味は、格別です。

お昼の後も、斜面をよじのぼったり、
草で焼きそば屋さんや須磨グランドホテルが大繁盛したり、たっぷり遊びました。


すまっこのもり のみんな、楽しい場所を教えてくれてありがとう。
今度はぜひ、まんまるの森にも遊びに来てね。


保育者さん、保護者さんとも話をすることができ、
身近に、同じように頑張っている仲間がいることをとても心強く感じました★
子どもはもちろん、大人も心地よい空間を、一緒につくっていきましょうね~。





170126 お鍋の気持ち

ティピでお昼を食べようという意見と、

広場で食べて、そのあとも広場で遊びたいという意見がでた。


多数決では、圧倒的にティピ派が多い。

でも、少数派の意見も大事にしてほしかったので、
どちらも理由に耳を傾け、それがもう一方でも可能なのか、
聞きあうように声をかけた。




そしたら、結論は、

「お昼だけ、ティピで食べて、帰ってきて広場で遊ぼう」でした。




でも、結局ティピのまわりが楽しくなって、

ままごと道具だけ、広場に取りに行くことに・・・。



両手にままごと道具を持ち、なんとか歩くま~ちゃんに、
「その、お椀、あじめのやかんに入れて持ってあげようか?」と声をかけると、

「私のはね、もちやすいんよ」 と、両手鍋を持つ、隣にいるなっちゃんが誇らしげ。



「あんな、なんでこの鍋持ってきたか、わかる?」と続く。


「え?持ちやすいからじゃないの?」と聞いてみると、




な:「違うねん、この鍋、ひとりぼっちでな、しかもひっくり返っててん」



な:「持ってってあげたらな、他のと一緒に使ってもらえるやろ!」



仲間の気持ちも、お鍋の気持ちも、

同じくらい大事にしてくれる、まんまるっ子なのでした。

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170125  苦い味

「あ”~、これ、使っちゃったん?」


他の遊びをしている間に、
ほぼ空っぽになってしまった、やかんをのぞき込んで、
残念そうな声を挙げた、だいちゃん。

今日は、どろんこ遊び場にはほとんど水がなくて、
苦労して集めた、大切な水。



「は~くんが、使ったん?」


やかんの近くにいた、は~くんに聞くと、


は:「ちがうよ」


だ:「え~、じゃあ、誰?
   僕、ここにはやかん置いてないもん」

は:「誰かが、使ったんだよ」




周りの子は、口々に、

「ぼくじゃないよ」
「私じゃないよ」


あじめは、は~くんがそうめん流しに使ったのを見ていた。

でも、最初に自分だと言えなかったは~くんは、
どんどん大きくなる事態に、何も言えない・・・。

だいちゃんの気持ちを考えると、そりゃ、
やっぱり自分がつかったなんて、
もう言える雰囲気ではなくなっていた。



たっぷり気まずい時間を味わった後、は~くんから出た言葉は、


「一緒に汲みに行く?」


そして、2人は連れ立って、仲良く水を汲んでいた。



あの苦い時間、は~くんの心はどんなにか揺れていただろう。


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今日は、アメリカから、ミカエラちゃんが来て一緒に一日遊んでくれました。
まんまるっ子たちが、自分で火をつけること、火を操っている姿に、
「アメイジング!」と、それこそ目をまんまるにしてくれたのが、うれしかったなぁ。

いつもは「どうもありがとう」をみんなで言って終わるまんまるですが、
今日は「Thank you!」を、大きな声で言いました。

ミカエラちゃん Thank you for coming!

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170124  最高!

寒い、寒い日だったけど、


鬼ごっこで走り回ったら、上着も脱ぎたくなっちゃうし、

水分補給もしたくなる。


「お水、タイム!」


と、荷物のところに駆け寄ると、水筒の中身談義がはじまる・・・。



「今日は、あったかいのにしてくれたんだ。」 と、れ~ちゃん。


「熱すぎず、冷たすぎず、ちょうどいいんだよ」 と自慢げ。


「僕は、水!だけど、走った後は、あったかいのじゃない方がいいよ」と、だいちゃん。



みんな自分のが、一番好みなのよね~。



すると、は~くんが突然・・・



「僕、最高!」



僕の水筒の中身が最高なのか、僕自身が最高なのか・・・。

でも、自分のこと、最高って思えるって、最高!!

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今日の絵本が、「なわとびしましょ」だったので、
自然発生的に始まった、なわとび。

絵本の世界とつながっている、まんまるの世界、うれしいなぁ。



開催場所
淡路島の豊かな自然の中で、預かり保育をしています。
上河合BASE:淡路市上河合
生穂BASE :淡路市生穂
五色BASE :洲本市五色町

※いずれも私有地のため、見学希望の場合には、必ずお問合せください
ギャラリー
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