文字通り膝を突き合わせ、タライを囲んでのぞき込む。
「ほら、ここは2階だぞ~」
「え”~、クロちゃん、いなくないか?」
「まじか!?」
「水(水面)を動かすなよ!!見えないだろ!」
どうやら、さっき水たまりで見つけて、
タライに水を入れ、石や枝、お皿で家をつくったのに、クロちゃんが家の中で迷子らしい。
のぞき込みすぎて、もう互いのおでこがくっついてしまいそう・・・。
みんなが探しているのは、小さなアメンボ。
水に浮いている小枝や葉っぱの破片が紛らわしい。
「かくれんぼが好きなんちゃうかな~」
「お~い。」
「あ、こんなとこにいた!」
やっと見つけたクロちゃんの姿に、みんなニッコリ。
「アメンボって、何食べるのかな。」
「アリとか?」
「アリはでかすぎやろ!」
「草ちゃうか?」
こんなに熱い視線で見つめられるアメンボも、そうそういないんじゃないかな~。
啓蟄を過ぎ、ホントに虫たちの姿が見られるようになってきた。
たくさんの命たちと一緒に生きていることが実感できる、こんな時間がうれしい。




「ほら、ここは2階だぞ~」
「え”~、クロちゃん、いなくないか?」
「まじか!?」
「水(水面)を動かすなよ!!見えないだろ!」
どうやら、さっき水たまりで見つけて、
タライに水を入れ、石や枝、お皿で家をつくったのに、クロちゃんが家の中で迷子らしい。
のぞき込みすぎて、もう互いのおでこがくっついてしまいそう・・・。
みんなが探しているのは、小さなアメンボ。
水に浮いている小枝や葉っぱの破片が紛らわしい。
「かくれんぼが好きなんちゃうかな~」
「お~い。」
「あ、こんなとこにいた!」
やっと見つけたクロちゃんの姿に、みんなニッコリ。
「アメンボって、何食べるのかな。」
「アリとか?」
「アリはでかすぎやろ!」
「草ちゃうか?」
こんなに熱い視線で見つめられるアメンボも、そうそういないんじゃないかな~。
啓蟄を過ぎ、ホントに虫たちの姿が見られるようになってきた。
たくさんの命たちと一緒に生きていることが実感できる、こんな時間がうれしい。



