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200728  智慧をしぼる

「ねぇっ、ロープ使わせて!!!」

ヤッホーテラスの上から、ふっくんが下で遊んでいたは~ちゃんに声をかける。

は:「え~。

   今、使ってるから、ちょっと待ってくれたら、貸してあげる。」

ふ:「いやだ!今、貸して!」

は~ちゃんの傍らで遊んでいたあっちゃんが、
「さっき、私が使ってたやつ、使ってないから、そっちなら貸してあげるって言いな。」
と、アドバイスする。


は:「さっき、あっちゃんが使ってたやつ、使っていいって!」

は~ちゃんが、そのロープを取りに行き、掲げて見せる。


ふ:「え~、やだよ。
   濡れているのじゃないのがいいんだよっ!」

代替案を色々考えて、は~ちゃんは提案するけれど、どれも受け入れてもらえない。
お互いに自分の氣持ちは言い合いながら、やりとりは続く。

すぐに解決策がでなくてもどかしいけど、
「貸~し~て」「い~い~よ」じゃないところも、いいなと思う。


しばらくすると、
「じゃあ、これ、使っていいよ。」と、は~ちゃんがふっくんにロープを渡す。

自分のロープを手放して、あっちゃんが使っていた濡れているロープにするのかと思ったら、
「これ、使っていい?」
と、子どもの日に身長を刻んだ角材を結んでいたロープを、新たに見つけた。


第3(?)の案を見つけ出したは~ちゃんは、
「プリキュアのブローチをつけておくベルトが必要なのよ。」と、
ニコニコ遊びに戻っていった。

ロープをゲットできたふっくんの遊びも楽しそう。


保育終了後に保育者で話したら、それぞれに傍らでもやもやしていたことが分かったけれど、
保育者が2人の言動をジャッチしたり、余計なアドバイスをせずに済んでよかった。

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200723  手放す

「これはダメだよ、最初には~ちゃんが使っていたんだよっ!」

ロープを木に巻き付けて、水道ホースごっこが盛り上がっていたし~くんに、
かっちゃんが物申す。

「いやだよ。
水が出るんだよ!じゃばばば~」

ロープの途中を引っ張って自分の方に持っていこうとするかっちゃんを振り払い、
し~くんの遊びは続く。


「は~ちゃんのだよ!!」


引き下がらない、かっちゃんの声は、だんだん大きくなる。

負けていないし~くんは、さらに激しく水を出して(という設定)、ロープを動かす。


とうとう、自分の氣持ちを聞き入れてもらえなかったかっちゃんは、泣き出してしまった。


「かっちゃんは、は~ちゃんに、このロープを使わせてあげたいんだね?」と聞くと、頷く。

当のは~ちゃんは、もう別の遊びをしているように見えるのだけれど、
かっちゃんの氣持ちは変わらない。

「し~くんも、このロープを使いたいんだね?」と聞くと、こちらも大きく頷く。

「でも、ロープは1本しかないね~、どうしたらいいかなぁ。」


「こっちのロープを使ったらどう?」と、傍らにいたあ~くんが赤いロープをかっちゃんに手渡す。

「そうする。」と、かっちゃんは涙を拭いて、赤いロープを受け取った。


一見落着に見えたけど、実は赤いロープは、さっきまであ~くんが遊んでいたロープ。
問題解決のために、自分の使っていたロープを手放してしまった、あ~くん。


「僕のロープ、なくなっちゃったな・・・」と事実に氣づく・・・。


「でも、それならこっちを使うからいいや!」
し~くんが使っているロープの木に結んであった
反対側を握って、振り回し、あ~くんはにっこり。


たくさん、たくさん考えて、心を揺らして、
時には自分の使っていたものまで、サラッと手放す。
こんな清々しい光景が、まんまるでは、たびたびあるのです。

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200721  タマムシ

「見て~、こうできたら素敵じゃない?」

もらったタマムシの羽を、なんとか付け爪にしたい、ひっちゃん。
うまくバランスを取れると、一瞬くっついていてくれるけれど、
なんせひっちゃんの小さな爪の、5倍くらいはある長い着け爪・・・。

水を爪に着けてからのせてみると、さっきより長い時間ついている!


「セメントつけてみたら?」

あっちゃんのアドバイスで、土と水を混ぜた、トロトロをつけてみると、いい感じ~。


「タマムシの羽、燃やしてみるとどうなるんだろう・・・」

傍らでは、もう一枚の羽を燃やしてみたいあっくんが、
でも、貴重なタマムシの羽は、燃えるときっとなくなってしまうので、
燃やしていいものか、焚き火の前で、思案中。

でも、どうなるかの好奇心が勝ち、思い切って炎に入れてみる。

「あぁ、黒くなっちゃった・・・。」


虹色の炎が出るかもと思っていただけに、だいぶしょんぼり。


でも、しばらくすると、

「タマムシ来た!」の声。

ふっくんが木にとまっているところを、捕まえることができた。


「わぁ、大きいね。」
「裏側も、キラキラなんだな。」

捕まえたからこそわかる事実がたくさん。


「見て!こいつ、線の中もキラキラだ!」

首(?)が少し動いた時に見えた、下の層(とでも言えばいいのか?)もキラキラだった!


たくさんの生き物に囲まれていること、
たくさんの生き物が生きられる環境で遊んでいるからこそ生まれる創造力やドラマ。
毎日が、発明と発見の連続です。


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200721  理想の楽校

「う~ん、ないなぁ」

浮かない顔で、森を歩きまわるは~ちゃんに、

「何を探しているの」と聞いてみる。


「今ね、高校に行ってるんだけれど、鉛筆は、拾うことになってるの。」

どうやら、高校で使う鉛筆にちょうどいい枝を探しているみたい。


「あ、これを、太い鉛筆ってことにしようかな。
次はノートだわ。
ノートは、こうやって、穴にさしていこうっと。」

火吹き竹の穴に、つぎつぎとカクレミノのカラフルな落ち葉を挿していく。


「この学校はね、屋根は葉っぱでできていて、
絨毯は、こんなカサカサの葉っぱ(落ち葉)でできていて、
壁は・・・
う~ん、壁はないから、風がびゅ~んって吹いて、扇風機の代わりをしてくれるの。」


想像するだけで、心地よさそうな空間。
でも、よく考えたら、今いるこの森、まさにその空間!
は~ちゃんの理想の楽校、ここにあるね。


その後、太い鉛筆を使って、何やら地面に絵を描いたりとひとしきり遊んだ後、
「今度は、穴を掘って、この鉛筆を立てるのよ。
ノートは自分で持って帰るけれど、鉛筆は次に来る人も使えるように置いてくの。」

そうだよね、共有できるものは、みんなでぐるぐる回していったらいいね。

なんだか素敵な未来予想図を、たくさん教えてもらったひとときでした。


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200716  魔法の言葉

「もう、いやだ~」

いつもみんなのロケットやお店屋さんになっている、横になった木のところで、
ひっちゃんの泣き声交じりの声がする。

「どうしたの?」

駆け寄ったひっくんが、傍にいたひっちゃんとひ~ちゃん、2人の顔を覗き込む。

お互いに運転がしたいと譲らず、ケンカになったことを言葉の断片を張り合わせて理解する。

「何になりたかったの?(何に、木を見立てたかったの?」とひっくんが聞くと、


「新幹線」と、2人の声が揃う。

「ひ~ちゃんも、ひっちゃんも、新幹線を運転したかったんだね?」
と再度確認すると、頷く2人。


しばらく考えて、
「いいことを思いついたよ!
ひっちゃんが前の運転手さん、ひ~ちゃんがうしろの運転手さんになればいいじゃんか!」


「はい、お客さん、乗ってのって!」

傍らで事態を見守っていたりっくんが、他の子の手もひっぱり、木にのせていく。

後ろも前も運転席ということになったのだけれど、
自然と最初に前と設定された方に向いて乗る、お客さん達。

でも、”うしろの運転手さん”になったひ~ちゃんも、楽しそう。

ひ~ちゃんが泣きやんだのを確認したひっくんは、

「僕がね、魔法をしたんだよ。
ね、ひ~ちゃんの涙がなくなったでしょう?」


得意げに耳打ちしてくれた、ひっくん。

みんなの力だけで、涙が乾く魔法、たくさん磨いてほしいなぁ。

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開催場所
淡路島の真ん中にある里山プレーパーク淡路島マンモスで開催しています。
詳しくは下記リンクからご覧下さい。
淡路島マンモス
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ギャラリー
  • 200806  涙のわけ
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  • 200805  グラデーション
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  • 200804  木との対話